青富士と幸せの黄色いイケバス [豊島区]
池袋サンシャインシティの開業に合わせて
昭和53(1978)年に制作された壁画「江戸の四季」
「江戸の四季」
原画/片岡球子
造形/ルイ・フランセン
平成28(2016)年のリニューアルを機に
「サンシャイン60」の地下1階メインエントランスから
屋外の、西街区1階の表正面へ移設されました
富士山と同じく「日本一高い」ビルとして(東京都庁に抜かれるまで)君臨していた
サンシャイン60も、貫禄の築40年超えです ☆
「東京の新名所(サンシャインシティ)誕生に因み、『江戸の四季』という
テーマをいただいて、この題名にふさわしい壁画を描くことになりました。
江戸の昔から霊峰富士は、この東京の守り神でもあるかのように、
朝夕にその勇姿を現しております。
雪をいただいた正月の富士、すすき野の富士、吹雪の中の我慢の富士、
いずれも日本人にとっては切り離すことのできない大切な富士です。
この日本を清め守る富士に、四季の美しい花を添えて、感謝を込めて描きました。」
(片岡球子氏の言葉)
守り神、霊峰富士に献花された
梅・桜花・牡丹・花菖蒲・菊・南天
この独特の立体造形が
原画へこめられた思いと、特徴を活かしつつ
時代を経てさらに風合いを増し
深いニュアンスを生み出していくんだろうなとおもいました
引きの写真が欲しくて
道路の反対側にわたって壁画を撮ってたら
目のまえをピカピカのかわいらしいバスが通りすぎました
2019年11月27日に開業したばっかりの
池袋の主要スポットを繋ぐ
人と地球に優しい電気バス「IKEBASU(イケバス)」です
全10台のイケバスのうち9台は真っ赤な車体で、なかに1台だけ黄色いバスが混じってて
その「幸せの黄色いイケバス」に出会うと、良いことがあるらしいです