雨の日の六本木まち歩き [港区]
けっこう降ってる・・ど~んよりした
雨の日の六本木交差点から
目的地へむかう途中に、閻魔(えんま)坂で見つけた
賑やかな落書き風外壁ペイント
よく見ると「瀬里奈」や「YAKITORI 燃」など
このあたりの飲食店や、Barの看板が描かれてるようです
調べたら、カレーラーメンで有名な
麺酒房「実之和」というお店の外壁でした
そう言われてみれば、ベースの色が
黄金に輝く「カレー色」☆
傘を持ちながら撮るので、雨の日の撮影はタイヘンだけど
雨に濡れた外壁の絵は、ハッキリくっきり
曇天にイロ鮮やかに映えて
ちょっとだけ気分が晴れてきました
せっかく六本木に来たから
六本木ヒルズにも行っとこうかなと、向かったとちゅう
テレビ朝日の前にたくさんのドラえもんが !!
カレー色の外壁ペイントとドラえもん軍団のおかげで
雨の日の六本木まち歩きでしたが
じょじょに気分は、晴れてきました
2017.8.15
スモーキーカラーな吉原まち歩き [台東区]
浅草へ行った際、ちょっと足をのばして
日本最大の遊郭「吉原」のあった
台東区千束あたりを ”まち歩き” したときの写真です
関東大震災で亡くなった五百人もの遊女たちの霊をなぐさめる「吉原弁財天」
江戸時代、幕府公許の遊郭として生まれた「吉原」
大地震に見舞われた1923(大正12)年当時も「新吉原」として存続していた廓内に
足抜けを許されない遊女たちは、閉じ込められ
発生した火災に逃げ場を失い
廓の西側にあった弁財天を祀る大きな池に次々と飛び込み
折り重なるように溺れていったそうです
華やかな色合いの神社ですが
ここで亡くなった大勢の遊女たちの悲運におもいを寄せると
色彩は煙ったように、くすんで見えてしまいます
「吉原神社(奥宮)吉原弁財天本宮」台東区千束3-22
吉原唯一の出入り口だった「吉原大門」跡
「だいもん」かと思ってたけど「おおもん」でした
タクシーと黒っぽい車としかすれ違わない
吉原大門あたりを歩いていると
煤けた色彩が、ちょうシブい
スモーキーカラーな ”まち並み” に目を奪われました
こういう退廃的な雰囲気、キライじゃありません
風俗街をぬけ、千束通り商店街あたりで
仏像のような妖怪のような変わった金色の像を見つけました
ネットで調べても正体がさっぱりわかりません
いったい、なにもの?
2018.9.6
哲学堂公園のアタマの大きい人 [中野区]
哲学の思想と世界観を垣間見ながら
一万七千坪の広い敷地内を
のんびり散策することができる ”哲学のテーマパーク”
中野区立「哲学堂公園」中野区松が丘1-34-28
電子パンフレット「哲学堂公園」
この公園でいちばん興味をそそられたのは
ハンガリー生まれの彫刻家で
晩年になって日本へ帰化したワグナー・ナンドールの作品群
群像彫刻「哲学の庭」・・だったのですが
ワグナー・ナンドール財団によって撮影禁止区域となっていました ★★ ザンネン
ガンジー・達磨大師・聖徳太子・孔子・アブラハムなど
11人の偉人が集う群像彫刻のなかで
とりわけ目を引いた アタマの大きい人
古代エジプト第一八王朝の少年王「ツタンカーメン」の父で
“アマルナ”と呼ばれる
宗教改革を断行した人物「エクナトン」
被り物のせいでアタマが大きく見えて、まるで宇宙人みたいですが
ファラオは歴代「長頭人」であったと言われているそうです ☆
コロナウイルス・花粉・マスク不足で
外出を控えているためブログネタが尽きてしまいました
なので今週よりしばらくのあいだ
過去ボツ・訳アリ・たんに忘れてたネタを掘り起こして
記事にする予定です★
2018.11.11
青富士と幸せの黄色いイケバス [豊島区]
池袋サンシャインシティの開業に合わせて
昭和53(1978)年に制作された壁画「江戸の四季」
「江戸の四季」
原画/片岡球子
造形/ルイ・フランセン
平成28(2016)年のリニューアルを機に
「サンシャイン60」の地下1階メインエントランスから
屋外の、西街区1階の表正面へ移設されました
富士山と同じく「日本一高い」ビルとして(東京都庁に抜かれるまで)君臨していた
サンシャイン60も、貫禄の築40年超えです ☆
「東京の新名所(サンシャインシティ)誕生に因み、『江戸の四季』という
テーマをいただいて、この題名にふさわしい壁画を描くことになりました。
江戸の昔から霊峰富士は、この東京の守り神でもあるかのように、
朝夕にその勇姿を現しております。
雪をいただいた正月の富士、すすき野の富士、吹雪の中の我慢の富士、
いずれも日本人にとっては切り離すことのできない大切な富士です。
この日本を清め守る富士に、四季の美しい花を添えて、感謝を込めて描きました。」
(片岡球子氏の言葉)
守り神、霊峰富士に献花された
梅・桜花・牡丹・花菖蒲・菊・南天
この独特の立体造形が
原画へこめられた思いと、特徴を活かしつつ
時代を経てさらに風合いを増し
深いニュアンスを生み出していくんだろうなとおもいました
引きの写真が欲しくて
道路の反対側にわたって壁画を撮ってたら
目のまえをピカピカのかわいらしいバスが通りすぎました
2019年11月27日に開業したばっかりの
池袋の主要スポットを繋ぐ
人と地球に優しい電気バス「IKEBASU(イケバス)」です
全10台のイケバスのうち9台は真っ赤な車体で、なかに1台だけ黄色いバスが混じってて
その「幸せの黄色いイケバス」に出会うと、良いことがあるらしいです
築地本願寺カフェの夜ごはん [中央区]
あたたかい眼差しと、もりもりっとした筋肉質な
おしりがミリョク的な象さんがいる
古代インド仏教様式を取り入れたオリエンタルなお寺
築地本願寺境内で、法事じゃなくても利用できるお寺カフェ
「築地本願寺カフェ」へ行って来ました ☆
「築地本願寺カフェ Tsumugi」 中央区築地3-15-1
築地本願寺インフォメーション棟内
2017年11月にオープンしたこちらのカフェで評判なのが
精進料理をモチーフにした
身体によさそう&インスタ映えする「18品の朝ごはん」ですが
「18品の朝ごはん(日本茶付き)」1,800円+税
超人気すぎて
朝8時に配布される整理券制(限定110食)となっているらしく・・
あっさり諦めて、夜ごはんでおじゃましました☆
わたしが頼んだお膳「サバの味噌煮」1,200円+税
友だちが頼んだお膳
「スキレット煮込みハンバーグ〜味噌デミグラスソース〜」1,300円+税
お寺内のカフェだけどふつうにお肉お魚あってふつうに美味しかったです
ちなみにご飯は、白ご飯(お茶ふりかけ付)・ひじきご飯・十三穀ご飯の
3つのなかから選べて、おかわりは自由です
プラス380円でお茶付きに出来るので
メニューを見て一番気になった
べっぴん茶「親鸞聖人好み」を注文しました
小豆・くきほうじ茶・イチョウ・どくだみ・マリーゴールドを
ブレンドした日本茶ハーブティーで
小豆好きだった親鸞聖人にちなんでいるそうです
メニューに挟んであった「仏教の話を聞いてみませんか?」で
布教活動もぬかりなく
オープンから2年以上たった今も
朝ごはんはまだまだ混んでて賑やかそうですが
土曜日の夜はあんがい穴場っぽくて心静かにのんびり食事ができました