空を覆う8つの言語とトラのもん。 [港区]
日本語、中国語、アラビア語、ヘブライ語、ラテン語
ギリシャ語、ヒンディー語、ロシア語
異なる8つの言語が空を覆う
高さ約10mの大型パブリックアート
「ルーツ」/ジャウメ・プレンサ
場所:虎ノ門ヒルズ オーバル広場
膝をかかえて
じっと静かに一点を見つめ
ふかく考え込んでいるようにみえる人型彫刻の
内側に入って、空を見上げてみると
外見の印象とはかなり違う
人の内面に秘められた
多様に連なる広い世界を感じました
この彫刻のある
虎ノ門ヒルズ森タワーへは
今までなかなか行く機会がなくて
8年前の開業(2014年)以来はじめての訪問です
あの国民的人気キャラにそっくりな
虎ノ門ヒルズのマスコットキャラクター
「トラのもん。」とも、はじめまして、です ☆
22世紀の未来からやってきた「ネコ型」ビジネスロボットなのだそう
トラのもん。って名前だし
身体の色や縞々のトラ模様から
てっきりホワイトタイガーだとばかり思い込んでましたが
「ぼく、トラのもん。」(c)藤子プロ(c)森ビル
実物をじっくり見てみたら
やっぱトラじゃなくてネコだな、とナットクしました
虎ノ門の白い虎が見ている [港区]
銀座線「虎ノ門駅」ホームに2020年の夏、設置された
パブリックアートを観てきました
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」渋谷方面行きホーム
白虎のお面をかぶった女性たちの群像。
凹版のレリーフが引き起こす錯視によって、
見る人の身体の動きに乗じて向きを変え、その人を見つめ返します。
「空洞」であり「不在」であるという矛盾を孕みながら、
視点によって異なる表情を見せるその像は、
前を通る一人一人との間に親密な関係性を生み出す、
新しい公共彫刻となるでしょう。
「白い虎が見ている」/中谷ミチコ
写真ではまったく伝わらないけど...
白虎たちは、観る人の動きに合わせて
一斉に顔と身体の向きを変え
見られているわたしたちは
その白虎たちの目線にどこまでも追いかけられるような錯覚におちいります
白虎たちのレリーフは
壁の凹んだ部分に彫られていて
それがどういうわけか立体的に浮かび上がって
向き合う位置や角度によって
ころころと姿形を変えていきます
あと、気になったのは
お面の下に隠れている少女たち、ひとりひとりの表情です
白虎のお面は、外したいときに自由に外せるのか
外したくても外せないのか
それとも自分の意志で、外さないのか
12人の少女のなかには
苦し気な仕草ともみえる子もいたので
ちょっと心配になりました
そうそう、虎ノ門には
こんなタイプの白い虎もいました ☆
「虎ノ門ヒルズ 森タワー」港区虎ノ門1-23-1~4
旧公衆衛生院~建物見学② [港区]
白金台の駅近に建つ、ゴシック調の名建築「旧公衆衛生院」を改修保存して
2018年秋「港区立郷土歴史館」が開館しました
1938(昭和13)年創建当時の姿が残る建物は
一部無料公開されています
各種式や講演会が行われていた
340席の備え付け椅子・机が設置されてる階段型の「講堂」は
椅子のクッション・背もたれ・天井版以外
建設当初の部材そのままだそうです
法律上、現在は集会施設として利用できないっていうのが
ちょっともったいないかんじですね
集まった人たちを見守るかのように講壇左右に装飾されたレリーフが精緻で艶やか
牝羊のお乳を飲む子羊と、岩上に立ち樹木に身を伸ばす牡羊。
水辺に生い茂る葦のふもとで戯れる二羽と羽根を広げる一羽の鷺。
「羊」・「葦鷺」/新海竹蔵
年内のブログ更新は、これでおしまいです
この一年をふりかえってみると
半分以上の記事が過去に撮って眠ってたお蔵入り写真で
まさかこんなに深く掘り起こすことになるなんて思っていませんでした ★
この冬の新規感染者・重症者数の増加には不安しかありません
いま出来ることといったら感染対策を
常に意識して気を引き締めて継続していくってことかな
ではまた来年もよろしくお願いいたします
旧公衆衛生院~建物見学① [港区]
南北線・都営三田線「白金台駅」2番出口を出て
くるんと右にUターンすると
足元のアスファルトに描かれた
トリックアートがまずお出迎えしてくれるレトロな建物
絵は平面だったけど、カメラで撮ると立体的に浮き上がって見えるから不思議☆
「港区立郷土歴史館(旧公衆衛生院)」港区白金台4-6-2
設計者:内田祥三(よしかず)
どっかで見たことあるような建物だな、とおもったら
東京大学本郷キャンパスの安田講堂と設計した人が同じでした
昭和13(1938)年、米国ロックフェラー財団の支援・寄附のもと
日本で初めて公衆衛生を専門に研究する
厚生省管轄の機関として設立された「公衆衛生院」
平成14(2002)年、公衆衛生院が統廃合で埼玉県へ移転後
平成21(2009)年、港区がこの建物と敷地を取得し
平成30(2018)年、改修工事が完了、郷土歴史館が開館しました
旧公衆衛生院の建物内部は、中央ホール・院長室・講堂など
一部が無料公開されていて写真撮影も可能です
”床や壁に石材が多数使われていて建設当初の
姿がよく保存されている” という吹き抜けの「中央ホール」の
凛とした空間がすごく清々しくて
ちょっとづつ場所を変えて
同じような写真をつい何枚も撮ってしまいました
次回は、中央ホールと同じくらい撮り応えのあった
340席を有する4階の旧講堂の写真です
雨の日の六本木まち歩き [港区]
けっこう降ってる・・ど~んよりした
雨の日の六本木交差点から
目的地へむかう途中に、閻魔(えんま)坂で見つけた
賑やかな落書き風外壁ペイント
よく見ると「瀬里奈」や「YAKITORI 燃」など
このあたりの飲食店や、Barの看板が描かれてるようです
調べたら、カレーラーメンで有名な
麺酒房「実之和」というお店の外壁でした
そう言われてみれば、ベースの色が
黄金に輝く「カレー色」☆
傘を持ちながら撮るので、雨の日の撮影はタイヘンだけど
雨に濡れた外壁の絵は、ハッキリくっきり
曇天にイロ鮮やかに映えて
ちょっとだけ気分が晴れてきました
せっかく六本木に来たから
六本木ヒルズにも行っとこうかなと、向かったとちゅう
テレビ朝日の前にたくさんのドラえもんが !!
カレー色の外壁ペイントとドラえもん軍団のおかげで
雨の日の六本木まち歩きでしたが
じょじょに気分は、晴れてきました
2017.8.15
暮らしの夢展とアップルパイ [港区]
いつもコメントをくださる
song4uさんからクーポン券をいただいたので
パナソニック汐留美術館で開催されている
「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」展へ行って来ました ☆☆☆
「パナソニック汐留美術館」港区東新橋1-5-1
パナソニック東京汐留ビル4F
今回の展覧会は、イサム・ノグチ「AKARI(あかり)シリーズ」のコーナー以外
撮影できなかったので記事は短めとなります・・・★
大量生産が本格化した1930~60年代を背景に
大衆の生活をより豊かにするために生まれた機能的で
シンプルな造形「モダンデザイン」
椅子を中心とした家具・工芸品などの展示品を見ていたら
「おばあちゃん家にあった椅子に似てる~」
一緒に行った友だちとおんなじ感想を抱いて懐かしい気持ちになりました
ということで
展覧会のあとに立ち寄ったお店は
アメリカのおばあちゃんの、どこか懐かしく優しい
ほっと安らぐ手作りの味を提供するアメリカンレストラン&カフェ
「バビーズ 汐留 (Bubby's)」港区東新橋1-5-2
汐留シティセンター ビル B2F
店名の「Bubby」は、おばあちゃんという意味だそうです
わたしが注文したのは人気No.1
シナモン香る、熱々の「アップルパイ」690円
友だちがたのんだ「モカピーカンパイ」690円
ボリュームたっぷりの甘いパイに合わせるホットコーヒーは
おかわり自由(550円)でとってもお得
喉が痛くなるくらいおしゃべりしながら
2回おかわりしてました ☆
岡本太郎記念館② [港区]
バナナの葉っぱや幹や花に埋もれて
ぷちジャングルと化している、岡本太郎 邸のお庭 ☆
愛嬌たっぷりな岡本太郎作品がバナナの木陰に見え隠れしてとても楽しいです
「岡本太郎記念館」港区南青山6-1-19
お庭でいちばん気にいった
ハニワ顏でウリ坊の身体をしたキュートな「犬の植木鉢」☆☆
ユニークなドアノブを引いて、いよいよ室内へお邪魔します
ここは岡本太郎が亡くなるまで50年近くも生活した
アトリエ兼住居です
「グラスの底に顏があってもいいじゃないか」 懐かしいロバートブラウンのおまけ
実際に作業場として使われ、当時のまま展示してあるというアトリエ
あたまに大きなリボンをつけてる女の子の目が貫通してるのをハッケン
リビングの椅子で仲睦まじくより添う太郎さんと養女の岡本敏子さん
リアルすぎる...仁王立ちの太郎さん
この場所でいくつものゲージツが爆発したんだな~とおもうと
みょうに元気がわいてくるパワースポットなのでした
岡本太郎記念館① [港区]
生命の樹~5億年後の生命体 [港区]
南青山にある岡本太郎記念館の2階で開催されている
河口洋一郎「5億年後の生命体」企画展へ行って来ました
単細胞から人類まで
40億年の生物進化のプロセスを造形化した
岡本太郎作「生命の樹」から
5億年後の未来への続編というのが展示のコンセプトのようです
「生命の樹」/岡本太郎 再現模型
「グロース 宇宙貝」/河口洋一郎 2018
今まで河口洋一郎作品といえば、新宿クリエイターズフェスタで
西口の高層ビル内に展示してあるのを見ただけでしたが
コンプリート・ジャングル2012
コンプリート・ジャングル2013
コンプリート・ジャングル2014
コンプリート・ジャングル2015
美術館という独特の空間にあると
特別感・存在感が際立って見えてくるから不思議です ☆
「グロースモデル」/河口洋一郎 2019
作品もオモシロかったですが
わたしが一番好きだったのがこちらの展覧会のポスター
「5億年後の生命体 河口洋一郎:beyond AI」
2019.6.26~10.27
体調の悪いときに見ると色合いに酔ってしまいそうですね
エアーズイタリアンキュイジーヌ [港区]
汐留の高層ビル群の中でも、ひときわ目立つ
メタリックグリーン色のビル
汐留シティセンタービル41階にあるレストランへ
「マイセン動物園展」を鑑賞したあと、行って来ました ☆
夏の暑い日は
こういうシュワシュワ~っとした泡の飲みモノで涼みたいです
「Ar's Italian Cuisine( エアーズ イタリアン キュイジーヌ) 」
港区東新橋1-5-2 汐留シティセンタービル 41F
アンティパスト「お野菜の逸品」と
季節の一口スープ、冷たいコーンスープ
海老のアボカドクリームソース スパゲッティー
牛サーロインのロースト 生姜香るマルサラワインのソース
鮮魚のポワレ 雲丹のトマトクリームソース~バジルのアクセント~
実は・・
前菜のお野菜を食べている途中、急に耳が聞こえなくなって、意識が遠のき
そのままテーブルにうつ伏せになって
2~3分のあいだ気を失っていたようなのです
一緒に行った友達とお店の人が救急車を呼ぼうか
心配しているところで意識がもどってきて、すぐ回復したのですが
食欲はもどらず、たいへん申し訳ないとはおもいつつ
お料理ほとんど残してしまいました
今にして思えば、あれは貧血だったのか熱中症だったのか
高層ビルの高層階で、空気が薄くて気を失ったのか
とりあえずしばらく
おとなしくしていようと思います ★