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日本一美しい本棚~モリソン書庫 [文京区]

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世界5大東洋学研究図書館のひとつに数えられる
約100万冊を収蔵する
東洋文庫ミュージアムへ行って来ました

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 「東洋文庫ミュージアム」
     文京区本駒込2-28-21





ミュージアム最大の目玉スポットがこちら

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約2万4千冊におよぶ東洋に関する書籍が
足元から天井までぎっしりと並ぶ「モリソン書庫」です
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「遠東遊記」M.ピントー著 1614年 リスボン刊
   ‐嘘か真実か?!ピントーの大冒険‐
 著者はポルトガル出身で、インドや東南アジア、中国、日本などを訪れた冒険家です。
 本書は、表題に示される通り、広くアジア諸国を訪れ、その際に見聞した事物を記したものです。
 一部、内容に誇張や誤りが見られることからその信憑性が問われます。



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「ペリー提督日本遠征記」F.L.ホークス編 1856年 ワシントン刊
   ‐挿絵もある日本ガイドブック!?‐
 1852年、ペリーは日本との国交開始を交渉する特命大使に命じられました。
 53年に浦賀に来て交渉をはじめ、翌年日米和親条約を結びます。
 本書は、ペリーが、関係公文書、自身の日記、乗組員の日誌、報告などをもとに
 ホークスに編集させたものです。



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「世界各地の航海と旅」ラングスドルフ 1813年 ロンドン刊
   ‐シーボルトの日本学にも影響‐
 著者はドイツ出身の博物学者・医師で、クルーゼンシュテルンの世界周航に随行しました。
 1804年、レザノフとともに長崎に到着しましたが、上陸は果たせませんでした。
 本書には長崎滞在中に見聞した豊富な日本情報が収録されています。



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「日本奥地紀行」イザベラ・バード著 1880年 ロンドン刊
   ‐イギリス人女性が見た、触れたアイヌの文化‐
 女性旅行家であるイザベラ・バードは、23歳の時にアメリカ、カナダを訪れたのを最初に
 世界各地へ女性として初めての探検旅行を慣行しました。
 本書は、1878年6月から9月にかけて、東京から北海道(蝦夷)まで踏破した旅の記録です。




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"日本一美しい本棚" といわれるモリソン書庫

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本一冊一冊がまるで
とおい知らない国の街の灯のようにみえて、とてもミステリアスでした

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