雑司が谷旧宣教師館 [豊島区]
明治期の貴重な宣教師館が無料で見学できる
「雑司が谷旧宣教師館」は、アメリカ人宣教師 J・M・マッケーレブが
明治40(1907)年に建てた木造2階建住宅です
19世紀後半のアメリカ郊外住宅に多く用いられたシングル様式を基調としていて
玄関ポーチの方杖や、玄関脇の張り出し窓など
細部にカーペンターゴシックという様式が用いられています
マッケーレブは昭和16(1941)年、太平洋戦争開戦を前に
帰国するまでの34年間をこの家で生活しました
開放感いっぱいの窓と
正方形のシンプルな窓枠がとても印象的 ☆
布教活動のほかに幼児教育の拠点としての意味を持っていた
宣教師邸には児童図書コーナーがあって
わがふるさとの偉大な詩人、北原白秋の童謡や
郷愁をさそう武井武雄の挿絵など、しばし時間を忘れて眺めてました
「雑司が谷旧宣教師館」
豊島区雑司が谷1-25-5