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雑司が谷旧宣教師館 [豊島区]

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明治期の貴重な宣教師館が無料で見学できる

「雑司が谷旧宣教師館」は、アメリカ人宣教師 J・M・マッケーレブが
明治40(1907)年に建てた木造2階建住宅です

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19世紀後半のアメリカ郊外住宅に多く用いられたシングル様式を基調としていて
玄関ポーチの方杖や、玄関脇の張り出し窓など

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細部にカーペンターゴシックという様式が用いられています



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マッケーレブは昭和16(1941)年、太平洋戦争開戦を前に
帰国するまでの34年間をこの家で生活しました

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開放感いっぱいの窓と
正方形のシンプルな窓枠がとても印象的

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布教活動のほかに幼児教育の拠点としての意味を持っていた
宣教師邸には児童図書コーナーがあって

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わがふるさとの偉大な詩人、北原白秋の童謡や
郷愁をさそう武井武雄の挿絵など、しばし時間を忘れて眺めてました f_tulip2[1].gif


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「雑司が谷旧宣教師館」
      豊島区雑司が谷1-25-5



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Boss365

こんにちは。
「雑司が谷旧宣教師館」約100年前?綺麗に保存維持されています。
カーペンターゴシック様式、北米の小さな教会に多いみたいですね。
開放的で採光の良い廊下は気持ち良さそう。
天井高くアール・ヌーヴォーの照明?も魅力的ですね。現在でも住めそうです。
「雑司が谷旧宣教師館」を知らなかったです。感謝!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2019-09-08 12:06) 

こじろう

はなだ雲さん,こんばんは♪
廊下部分がぐるりと全てガラス窓だから,開放感がすごい!
こういう家だったら,明るくて毎日気分が上がりそうだなぁ~♪
日向ぼっこばかりして,仕事が手に付かないかもしれないけどな (;´∀`)
by こじろう (2019-09-08 21:56) 

ぼんぼちぼちぼち

おお!こぢんまりとした洒落た洋館でやすね!
窓枠のグリーンが効いてやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-09-10 20:43) 

旅爺さん

歴史を感じる洋館の建物は内外ともに素晴らしい造りですね。
by 旅爺さん (2019-09-14 17:07) 

song4u

雲ちゃん、こんばんは!
今回記事。まず、お礼を言わなくちゃいけませんね。
随分前に言ってたことを憶えててくれて、本当にありがとう♪
すごく嬉しいです!!

何のことかって?
ヤだなあ、階段のことですよ。
ちょっと前、雅叙園の話題に触れた時にも言ってましたよね。
「夏と言えば怪談(階段)だよね~!」
あ、これはちょっと違うか(笑)
でも、雲ちゃんもこういうダジャレを言うんだと新たな発見でした!
いいねえ。その調子です、ドンドン言って下さ~い!!^^

さて、階段です。
写真を拝見すると、どうやら階段は2種類あるようですね。
建物はどう見ても2階建てだから、階段は2ヶ所にあったんでしょうか。
記事の前半に出て来るものをA階段、後半のものをB階段とすると
A階段は飾りっ気がまったくなく質実剛健、普段使いの家人用ですね。
対してB階段は、A階段とは造作も恐らく使用木材の種類もまったく違う。
手の込んだ造りから見ても、B階段はメイン階段の客人向けに違いない、
・・・とひと目で分かりますね。

ところで、ちょっと興味が湧いたのが「チユウリツプ兵隊」。
(この時代のカタカナって面白いよね、大体が全部大文字だもん)
調べてみたら、作詞北原白秋、作曲中山晋平で昭和2年に童謡(歌)として
発表されていました。
当時の白秋は、今で言えば阿久悠か松本隆か?(例えが悪くてスマン!)
という感じの人気作詞家と言っても良いほどで、有名作曲者がこぞって
曲を付けてるような印象です。
音源を探したけど、残念ながら見つけきれませんでした。

白秋の童謡と言えば、「からたちの花」や「ペチカ」、「待ちぼうけ」。
調べてみたら、これらは全部、あの大作曲家 山田耕筰の作曲でした。
ちょっと驚きました。白秋先生、本当に超売れっ子作詞家だったんですねえ。
というわけで、ここで一曲聴きたくなりました。
♪この道はいつか来た道~。そう、「この道」です。
https://www.youtube.com/watch?v=lAR69hcDYY8

大正末期に詩が発表され、昭和2年に曲を付けたんだそうです。
昭和2年と言えば、「チユウリツプ兵隊」と同じ年ということですね。
1番2番は晩年行った北海道の旅情、3番4番は南関から柳川へ至る道のりの
情景が歌われているのだそうです。
郷愁と言うか、望郷と言うか、忘れじの追想と言うか。
そこにある物悲しさ、童謡にはやや似つかわしくない気もしますねえ。
by song4u (2019-09-14 22:18) 

はなだ雲

Boss365さん、こんにちは
入場料無料なのにキレイな建物でした^^
豊島区はお金持ちですね笑
北米の小さな教会に多い様式なんですか
遠い異国の家なのに、なつかしい感じがするのはなぜでしょう
ほんと今でも十分住めそうですネ
雑司が谷旧宣教師館、わたしも早稲田に引っ越してくるまで
ぜんぜん知りませんでした♪

こじろうさん、こんにちは
お仕事はかどりそうですね!
わたしは明るい窓辺で一日本読んでいたいです
疲れたら廊下に寝転がって♪
ただ台風のときはどうするのかな
雨戸があるかんじじゃないし
かなり怖そう^^

ぼんぼちさん、こんにちは
そうとう素敵で好印象なお宅でした
窓枠のみどりいろが効いてます~

旅爺さん、こんにちは
ほんと外観も内側もそれぞれ魅力的^^
とても居心地がよくて落ち着く建物でした

song4uさん、こんにちは
もちろんしっかり憶えていました!
この建物もやはり窓がすてきなだあと思って
バシバシ写真撮ってましたが
そういえば・・songさんが階段にも注目してほしい
とかなんとかおっしゃってたなぁと思いだし
意識して階段いつもよりたくさん撮ってきました笑
階段2つ?
ほんとだ確かに良く見ると2種類ありますね
家人用とお客様用、まさに!
・・そして今、気が付きましたが
シャンデリアの次に出てくるA階段とB階段を
同じ階段だと思い込んで
くっつけて掲載してしまいました
なんてちぐはぐ笑

「チユウリツプ兵隊」さがしていただいてありがとうございます
ユーチューブ聴きました
この道の歌詞、3番と4番が柳川の情景なんでしたっけ?
地元ではありますが
「からたちの花」「この道」は歌詞も曲も難しくて
子供時代、歌った記憶はありません笑
チビッ子に郷愁のきもちはまだちょっと理解できないと
おもいます~
おっしゃるとおり童謡には似つかわしくないかも
「ペチカ」もペチカってなんだかわからなかったので
歌った記憶ありません
そのかわり「あめあめふれふれ母さんが~♪」は飽きるほど
うたってました
完全バージョンではありませんでしたけど^^
by はなだ雲 (2019-09-15 16:05) 

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