梟たちの区長室 [豊島区]
タワーマンションと区役所が同居する
2015年3月に完成した日本初の超高層マンション一体型本庁舎
「豊島区役所」豊島区南池袋2-45-1 1~10F
その10階にある空中庭園へ向かう途中のエレベーターホールに
「梟たちの区長室」というオブジェがあって
絵皿や花瓶、工芸品など世界各地のふくろうコレクションが
ショーケースにずらっと展示されていました ☆
メキシコ、スペイン、イギリス、デンマーク、イタリアetc...
いろんな国の個性的なふくろうたちが集う区長室(?)
日本でふくろうは福来・不苦労と
文字を当てて開運縁起が願われてきましたけれども
海外でもふくろうは知恵・賢者・富の象徴として尊ばれているんですネ
雑司が谷の「すすきみみずく」伝説や
池袋駅東口の待ち合わせスポット「いけふくろう」像など
何かとふくろうと繋がりの深い豊島区は
そもそも区の形自体が
「ふくろうが羽をひろげている」姿をしていると云います
区のシンボルとしてふくろうが起用され
多くのふくろう像を区内に設置している「梟のみやこ豊島区」
東池袋駅に直結してる超高層マンション「アウルタワー」のふくろう像もそのなかのひとつで
ふだんはこ~んな感じですが
10月はハロウイン仕様で
ちょい華やかに彩られていました
にんぎょうちょうの人形市2018 [中央区]
江戸のむかしより芝居小屋や人形浄瑠璃小屋が軒を連ね
人形師たちが多く集う町として栄えた
日本橋人形町の人形市へ行って来ました
「にんぎょうちょうの人形市」/2018.10.4~6
中央区日本橋人形町商店街大通り
人形町商店街大通りの両歩道には
全国各地からあつまった55店舗の青テントがたって
セルロイド・ちりめん・繭玉などさまざまな素材で作られた
創作人形や和小物などがところ狭しと並べられ
展示販売されていました
なかで
一番気になったのが、
下町おもしろ工芸館の「ワルねこ」シリーズ ☆
ワルねこですが・・「ええ福、呼びます。」
身体じゅう魚へんのワルねこ
身体じゅう猫柄のワルねこ
個性的な毛並みのワルねこさんてステキ
と、お年頃の女子ネコさん達もウエルカムしています
護国寺の猫と鼠坂と妖怪ミステリー長編小説 [文京区]
尾崎豊の葬儀が執り行われたお寺として記憶に残っている
都内有数の大寺院「護国寺」へ行って来ました
「大本山 護国寺」文京区大塚5-40-1
天和元(1681)年
五代将軍綱吉公により徳川将軍家の祈願寺として創建
元禄時代の面影を今に伝える荘厳な雰囲気のお寺です ☆
地下鉄の駅名にもなってる護国寺は
知名度は高いですが、浅草寺のようには観光地化されておらず
落ち着いて境内を散策することができました
妖しくなにかを映し出してしまいそうな「手洗水盤」
ひとことで言えるぶんだけお願いを聞いてくれる「一言地蔵尊」
その一言地蔵尊の案内板のよこに等間隔に置いてあった・・
美味しそうな
謎の3つのリンゴ ★
「針供養塚」の脇に咲いてた珍しいクリーム色の彼岸花
閼伽(仏前などに供養される水)井のうえで熟睡してる「お寺ネコ」
イヌ公方綱吉が創建した護国寺にはたくさんのお寺ネコが住み着いてて
じつは都内でも有数な猫スポットなのだそうです 知らなかった
ネコと言えば
護国寺のちかくにある坂
森鴎外の小説の舞台となった「鼠坂」という、超、急勾配な坂があって
小日向から音羽へ降りる鼠坂と云う坂がある。
鼠でなくては上がり降りが出来ないと云う意味で附けた名だそうだ。
台町の方から坂の上までは人力車が通うが、
左側に近頃刈り込んだ事のなさそうな生垣を見て
右側に広い邸跡を大きい松が一本我物顔に占めている赤土の地盤を見ながら、
ここからが坂だと思う辺まで来ると、突然勾配の強い、狭い、曲りくねった小道になる。
人力車に乗って降りられないのは勿論もちろん、
空車にして挽かせて降りることも出来ない。
車を降りて徒歩で降りることさえ、雨上りなんぞにはむずかしい。
鼠坂の名、真に虚しからずである。
‐ 森鴎外「鼠坂」‐
もしや・・護国寺のネコたちに追い出されたネズミたちが
ここに住み着いている とか?
ネズミといえば
護国寺のちかくにある出版社
講談社文庫、京極夏彦「鉄鼠(てっそ)の檻」
解説も入れて1359ページをやっと読み終えました
文庫本なのに煉瓦みたいに重くてかさばって
持ち運びもできないし寝転がって読むこともできない・・シカシ
読み終えるのが寂しいとおもうくらいオモシロイ
エンターテインメント妖怪ミステリーでした
神田川沿いの縁がわ~寒天工房「讃岐屋」 [高田馬場]
神田川沿いをぷらぷらと散歩しているとちゅう
あ~疲れたぁとおもったら
どうぞ、お座りくださいと(言わんばかりの)
ミリョク的な「縁がわ」が、タイミング良く出現れました ☆
創業大正三年、高田馬場
神田川の遊歩道沿いに店舗をかまえる寒天専門店「寒天工房 讃岐屋」
「寒天工房 讃岐屋」
新宿区高田馬場3-46-11
歩き疲れた身体が欲していた甘味補給
気がつくと、暖簾をくぐっておりました☆
「季節限定のあんみつ(栗あん)」486円(税込)
なんと、あんみつに
「きんつば」と「わらびもち」のおまけ付き!
甘いものに甘いもののオマケとは、、甘党さんにうれしいサービス
おぼんのうさぎ柄もカワイイ
さて主役の、寒天工房こだわりの寒天は
伊豆産の上質な一番天草だけをつかった無添加・自社製
海草の風味がワイルドで、コリコリと食べ応えあり
天然繊維豊富で美容にも健康にも良さそうです
神田川沿いにある縁がわ・・といっても神田川、長~いです
お店の正確な場所は
この地図でいうと⑭小滝橋と⑮久保前橋のまん中あたり
ちなみに神田川といえば、かぐや姫
「神田川の歌碑」は⑦末広橋にあります
「二人で行った横丁の風呂屋」は25番 戸田平橋あたり
神田川遊歩道のとちゅうに
突如まるでオアシスのように出現する縁がわ
癒しの「縁がわ」と、百年つづく「寒天」と、甘味の「オマケ」が
ミリョクの寒天工房茶房でした ・・☆