モリのいる場所~熊谷守一美術館② [豊島区]
76歳のとき軽い脳卒中の発作をおこしたのをきっかけに
その後20年は外出をいっさいせず
庭の生きものを観察して描きながら過ごした洋画家「熊谷守一(クマガイモリカズ)」
ひげを長く伸ばした風貌や、俗界から離れ、家にこもりきりの生活から
「画壇の仙人」と呼ばれていたそうです
地下鉄有楽町線要町駅と千川駅のちょうど中間くらいの
静かな住宅街にある「熊谷守一美術館」
この美術館の建っている場所が
かつての画家の住まい・庭・アトリエ跡地 「モリのいる場所」でした
豊島区立「熊谷守一美術館」
豊島区千早2-27-6
数ある複製画は撮ってもOkでしたが、一点物の本画は撮影禁止
熊谷守一作品には、素朴で簡潔
ポップなイメージを抱いていましたけど
ホンモノは意外にも重々しく塗りこめられてて奥ふかい力強さを感じました ☆
作品鑑賞のあとは
併設するカフェでしばし余韻にひたります
「Café Kaya」エベレストティ600円
ポットにたっぷり3杯は入ってるスパイスの効いた紅茶を飲みながら
一時間くらい画集をながめてぼーっとしてました
ネコの絵のページにくると
どうしても自然に・・手と眼が止まってしまいます