モリのいる場所~熊谷守一美術館② [豊島区]
76歳のとき軽い脳卒中の発作をおこしたのをきっかけに
その後20年は外出をいっさいせず
庭の生きものを観察して描きながら過ごした洋画家「熊谷守一(クマガイモリカズ)」
ひげを長く伸ばした風貌や、俗界から離れ、家にこもりきりの生活から
「画壇の仙人」と呼ばれていたそうです
地下鉄有楽町線要町駅と千川駅のちょうど中間くらいの
静かな住宅街にある「熊谷守一美術館」
この美術館の建っている場所が
かつての画家の住まい・庭・アトリエ跡地 「モリのいる場所」でした
豊島区立「熊谷守一美術館」
豊島区千早2-27-6
数ある複製画は撮ってもOkでしたが、一点物の本画は撮影禁止
熊谷守一作品には、素朴で簡潔
ポップなイメージを抱いていましたけど
ホンモノは意外にも重々しく塗りこめられてて奥ふかい力強さを感じました ☆
作品鑑賞のあとは
併設するカフェでしばし余韻にひたります
「Café Kaya」エベレストティ600円
ポットにたっぷり3杯は入ってるスパイスの効いた紅茶を飲みながら
一時間くらい画集をながめてぼーっとしてました
ネコの絵のページにくると
どうしても自然に・・手と眼が止まってしまいます
熊谷守一の絵は見たことがありましたが、そういう方だったとは初めて知りました。画壇の仙人さん、だったんですね。
そんなことを知って、この美術館、行ってみたくなりました。
カフェ、ティーカップ、すごいです @@;
一時間…分かる感じです。
by moz (2020-01-19 11:24)
こんにちは。
本物・原画を観ると驚かされる事、多々あります。
筆の力感?が伝わる感じかな?小生はシャガールにぶっ飛びました(笑)
ラスト写真、有名な「猫」作品のスケッチ?構想図?あるのですね。
「へたも絵のうち」と言いながら綿密?に描いた感じです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-01-19 14:16)
20年間一切外出はせず、、、まさに仙人でやすね。
作品からも、とても純朴な雰囲気が伺えやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-01-19 17:53)
はなだ雲さん,こんばんは♪
複製画は撮影OKなのか,いいなぁ~。
名古屋の美術館とか博物館はなぁ~撮影できることもあるけどSNSは駄目とか縛りが多くて不便なんだ。
どっちかと言えば犬派だけど,モリカズの猫の絵は別かな。
だから,塗り絵とかあったら買っちゃうけど,ショップ売ってたりしないかなぁ?
by こじろう (2020-01-19 21:25)
こういう行き方もいいなぁとシミジミ思う今日この頃・・・
デフォルメされた猫だけれど、どれも愛らしく描かれていますね♪
by 路渡カッパ (2020-01-20 11:42)
お晩でございます。
先週に引き続き「モリのいる場所」というこのタイトル。
熊谷守一さんのことを検索していて分かったのですが、
同名の映画のことだったんですね。
何か意味がありそうだとは感じてたんだけどね。
いやあ、しかし、本当にモノを知らないのがバレるよね。
映画は大好きなのに、そんな映画があったなんて。
記事が終わるそのタイミングで、やっとそれを知るなんて。
自分で自分にガッカリしたと言うか、ナンと言うか^^;
それにしても、こんなにも内部を撮影させてくれるとはね。
大サービスって感じがしますよね。
榧さんの私設美術館から始まってるからなのかなあ?
内部を撮影してくれているから、気になった点がひとつ。
基本的に打設コンクリートむき出しの建物のようだけど、
何点かの写真には、まるでブロック積みをしたが如き
モルタルの目地が見えますよね?
これは一体何なのだろうか?
こんなデザイン性の高い建物に、まさかチープなブロック積み
の壁を造り込むなど、とてもそんなことは考えられないと思う。
となると、この目地様のものはデザインなのだろうか?
実に不思議な造作と言うべきか。大きな謎である。
ついでに申せば、階段の写真が一点。
もう少し引いて撮ってくれたら、有難かったけどなあ。
しかしこれは階段を撮ったというよりも、作品(版画?)を
撮った場所がたまたま階段の踊り場だった…
ということのような気もしますね。
次回は是非とも階段が主役の写真をお願いいたしまーす♪
併設のカフェには、榧さんのお名前が付いてるんですね。
のんびりできたであろう雰囲気がすごく伝わって来ます。
のんびりするのは本当に良いことですよね~。
のんびりできない人生はどこかに間違いがあると思います。
ではまた!
by song4u (2020-01-25 21:47)
mozさん、こんにちは
どこへも出掛けず、自宅の庭で
小さな生きものを観察して絵を描きながら生活するって
なんかうらやましい^^
ティーカップは娘のカヤさんの手づくりだそうで
三角形に味がありました♪
カフェに一時間いる間にピンク色のヘアスタイルされた
カヤさんがいらして、スタッフのかたと
内輪の話を延々されていたのが印象的でした笑
Boss365さん、こんにちは
シャガール、ホンモノはぶっとびますか!
まれに印刷モノのほうがいいかなって思う作品もあるけど
たいていホンモノは別格ですね!
ぶっつけ本番じゃなくて、構想図とかあって
綿密に計算されつくしてのヘタうま風作品なのかも♪
ぼんぼちさん、こんにちは
仙人と呼ばれる由縁は
勲章を辞退したあたりにもあったようです
無欲だったんですね^^
こじろうさん、こんにちは
撮影はOKでもSNSに投稿はNGって場合もあるんですか
そこのところの区別が
わたし、きちんとわかってないかも★
塗り絵売ってなくても、この猫の絵だったら
トレーシングペーパーで写して、自分で塗り絵つくれそう笑
路渡カッパさん、こんにちは
20年間自宅にひきこもって庭で小さな生き物観察して
アトリエで毎日絵を描く生活
たしかにうらやましい♪
こんなにデフォルメされてて誰の作品かひとめでわかる
ねこの絵って...笑
song4uさん、こんにちは
説明ふそくで申し訳ありません^^
映画「モリのいる場所」にちなんだタイトルなので
映画の説明をしょうしょう盛り込めば良かったんだけど
かんじんの映画を見てないので触れないでおきました笑
ブロック積みをしたが如きモルタルの目地
てっきりそんなデザインだとおもってましたが
songさんがそうおっしゃるってことは
そうじゃないのかな?だまされるところでした
あと、こちらの階段はたしか滑り止めがしてあって
あまりウツクシくなかったので
主役にはなれないビジュアルだったかも
いつか階段メインの写真撮ってきたいと思いますが
いまのところ予定がないので
とりあえず大昔の階段記事を貼っておきます
https://hanadagumo2.blog.ss-blog.jp/2013-08-17
のんびりできない場所もたくさんあるので
のんびりできる場所があったら
はたからどう見られようがのんびりしたいと思います
♪
by はなだ雲 (2020-01-26 15:08)