かんだやぶそば~せいろうそば [千代田区]
混んでない時間帯を見はからって
金曜日の午後3時ころ
勤務先の人と示し合わせて一緒に早退して
明治13(1880)年創業の老舗蕎麦店、神田のやぶそばへ行ってきました ☆
「かんだやぶそば」千代田区神田淡路町2-10
11:30〜 ラストオーダー20:00
(通し営業)・ 水曜日休
紙おしぼりに描かれてる、江戸っ子がカワイイ
「天抜き」に「鴨抜き」 なんか、粋ですね
それで、注文したのは
冷「せいろうそば」825円(税込)
江戸前の蕎麦つゆはカラいので
「蕎麦の先にちょっとだけつけて」食べるのがいいそうです
つゆにザブザブひたして食べるのは野暮ってもの
まえに新宿末廣亭で聞いた落語「そば清」のマクラで
「死ぬまでに蕎麦をつゆにたっぷりひたして食べたかった」っていう
江戸っ子のホンネを思い出しました
数年前の火事で建て替わったとはいえ
落ち着いていて趣のある建物
くるくる回して締める鍵が、懐かしいです
「ありがとうぞんじま~す」、花番さんの和歌を詠むような声が
まったりと過ぎてゆく夕方のひとときに彩りを添えます
江戸っ子にとって蕎麦は
おやつ的な位置づけだったらしいです
ということで、このあと(次週の記事)は
かんだやぶそばのすぐ近所にある老舗の甘味処へ行って
おやつのハシゴをしまーす