クラゲとゲゲゲの妖怪トンネル [墨田区]
全長約50mのスロープの壁と天井に約5,000枚の鏡を貼り付けた
すみだ水族館の「クラゲ万華鏡トンネル」に
水木しげるの”水”にまつわる妖怪たちが登場しました☆
「水の妖怪トンネル 水木しげる×すみだ水族館 」2017.7.15~9.10
それでは、ゲゲゲとクラゲの初コラボ
水の妖怪トンネルを 「ゾ~~~~~ッと ススメ」 by ぬりかべ
①「河童火」
火が嫌いとされる河童が、火を貸してほしいと人間に接触する昔話。
奄美大島や沖縄で見られる河童の仲間は、盛んに火を灯すことで知られている。
②「河童」
相撲が大好きで、負けると勝つまで勝負をせがむ河童。
人間の想像上の内臓である尻子玉を抜いたり、馬を川に引きずりこむなど怖い一面も。
③「船玉様(ふなだまさま)」
船乗りたちが信仰する神で、漁船には必ず祀られている船玉様。
船玉様が音をたててお告げをすると、不吉か吉事のどちらかの前兆であるといわれている。
④「大蛸の足」
瀬戸内海に浮かぶ大三島の漁村に現れた大蛸。
十七歳の美しい娘「お浜」に求婚した後に、彼女を海へと連れ去ったという。
⑤「海妖」
昔、一隻の貨物船に汽船とぶつかる幻を見せた海妖。
衝突することなく貨物船が走り抜けると、船のまわりに火の玉が浮かんだ。
⑥「化け鯨」
島根の隠岐島あたりで、奇怪な魚の群れとともに現れたという骨だけの鯨。
漁師がモリを当てても手応えがなかったことから、巨大な化け鯨として噂は広まった。
⑦「ほいほい火」
ホイホイと二、三回呼びかけるとシャンシャンという音とともに出現。
一説に奈良にあった十市城主の怨霊だと考えられている。
ほいほい火は見た人に祟るといわれている。
⑧「海月の火の玉」
現在の石川県加賀市で、夜中にある侍が歩いていると
生温かい風が吹き火の玉が揺れながら飛んできた。
斬り捨てるとふたつに割れて松脂のようにネバネバと侍の顔にはりついたという。
涼しい水族館で
ぷかぷかと水に漂うクラゲと
水にカンケイする妖怪たちを見たあとは
館内にあるペンギンカフェでパフェを食べて、心も身体もさらにヒンヤリ
1日限定20食、目玉おやじの「目玉パフェ」☆
ニッポンの夏は、妖怪たちと出会う夏
暗く長くつづく水の妖怪トンネルの”果て”で
くれぐれも出口を間違えぬよう
妖怪たちに袖をひかれ、異界へ導かれないよう。。★
「すみだ水族館」墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン ソラマチ5~6F