オリ博~古代エジプトエリア [豊島区]
今回は、古代オリエント博物館のなかでも
棺やマスクや副葬品のアレコレが、なんか怖い
「古代エジプト」エリアを観ていきたいとおもいます ☆
「古代オリエント博物館」豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館7階
「ツタンカーメンのミイラ(複製)」エジプト考古学博物館 蔵
”3Dデータから作成したレプリカ。ツタンカーメンの死をめぐっては
近年の研究において複数の原因が発表された。”
「プセムテクのウシェブティ」前7~前4世紀
”あの世で死者に代わってこの人形を働かせるための呪文(死者の書
第6章)が、ヒエログリフ(神聖文字)で、下半身に刻まれている。
手には農具を持ち、左肩にはカゴが下げられている。”
”ミイラ制作時に、死者の内臓(胃、肺、腸、肝臓)を納めたカノポス壺を収納するのが
カノポス箱。各臓器の守り神「ホルスの四人の息子たち」が描かれている。”
「カノボス箱断片」前332~後395年
「人形棺蓋断片」前4~前1世紀
”木製人形棺の蓋の顔部分、耳に金彩が残っている。
顔部分の大きさに基づいて推察される棺全体の大きさから
外棺の可能性もある。”
「ミイラマスク」前1~後4世紀
”ミイラの頭部に被せ、頭部を保護した。顔には金箔が施され
眉や目にはガラスがはめ込まれている。”
「マスク型ミイラおおい」前7世紀以降
”古代エジプトでは第21王朝時代以降、ビーズ製のミイラおおいが
作られるようになった。本品はファイアンス製ビーズだが
その他に石や金属でも作られていたようである。”
「護符」は、象ったものの呪力にあやかって
悪運や災害から所有者をまもる宗教的に重要な工芸品です
「護符(ハエ)」前3500年以降
”ハエの護符は統一王朝成立以前から作られており、
エジプト人にとって身近でしつこく飛び回る
ハエの生殖力や繁殖力にあやかる気持ちがあったとする説もある。”
”新王国時代には、武勲をたてた者に「黄金のハエの勲章」
が授けられた。しつこくまとわりつく様子に、
敵に対して粘り強く対峙する姿を重ねたとする説がある。”
・・だとしても
ハエの形をしたものを身につけたり
自分のお墓に入れられたりするのはやっぱり....ちょっとイヤかも
最後は、ホンモノの紀元前のミイラです
「ナマズのミイラ」前4~前1世紀
”亜麻布が巻かれたナマズのミイラ、頭部からは顔がのぞいており
反対側には尾の一部も確認できる。”
カシャッというシャッター音だけが
たまに大きく鳴り響く、とても静かな館内で
視界にはだれもいないのに、だれかいる気配がして...
展示品に古代から宿る深~い念のせいなのかなと
ぶるるんっと身震いしてしまいました