柴又帝釈天の彫刻ギャラリー [葛飾区]
フーテンの寅さんゆかりの「柴又帝釈天」が
"彫刻の寺" と呼ばれるアートスポットだったなんて
ちょっと意外でした ☆
「柴又帝釈天 彫刻ギャラリー」葛飾区柴又7-10-3 帝釈天題経寺
なかでも、帝釈堂内陣外側の
法華経説話を題材にした胴羽目彫刻10枚は
文化財として高い価値があるそうです
「塔供養図 序品」/金子光清
「三車火宅の図 譬喩(比喩)品」/木嶋江運
「一雨等潤の図 薬草喩品」/石川信光
「法師修行の図 普賢菩薩勧発品」/横山光一
「多宝塔出現の図 見宝塔品」/石川銀次朗
「千載給仕の図 提婆達多品」/加府藤正一
「竜女成仏の図 提婆達多品」/山本一芳
「病即消滅の図 薬王菩薩本事品」/今関光次
「常不軽菩薩受難の図及び 法華経功徳の図」/小林直光
「法師守護の図」/加藤寅之助
畳一畳ほどの欅一枚板に彫られた10作品は
複数の彫刻師の手によるものなのに
どの作品の
どこを切り取っても遜色なく、安定のプロの技を感じました ☆
こちらは
窓飾り彫刻にぶら下がってた注意書きです
ありがたいほどの出来栄えにおもわず金銭を供えてみたり
みごとな立体感の ”深さ” を確認したくておもわず指を入れてみたり
そんな衝動に駆られる人が、きっと
いらっしゃっるんでしょうね
さて、今年の年賀状は
帝釈堂周壁の龍の彫刻をモチーフに
パワポでつくって送りました (年々手抜きになってます)
2024秋に控えた大幅な郵便料金値上げをキッカケに
年賀状は今回で最後にしますと
よっぽど一筆添えようかとおもいましたが
悩みに悩んで...とりあえずいったん見送ることにしました