トキワ荘の四畳半とエイジング [豊島区]
老朽化のため、昭和57(1982)年に解体された
日本マンガ文化の源泉
伝説のアパート「トキワ荘」は
地元の人たちの熱い要望に応えるかたちで
令和2(2020)年7月7日
南長崎花咲公園(通称:トキワ荘公園)に、ミュージアムとして蘇りました ☆
豊島区立「トキワ荘マンガミュージアム」豊島区南長崎3-9-22
ミュージアムの1階は企画展示室とマンガラウンジ
2階には当時の漫画家たちが暮らした四畳半の
間取りを再現した部屋と、共同炊事場などが展示してあります
廊下の貼り紙の色褪せ感が何気にリアル
建物全体に1960年代初めの風合い、エイジング技術が施されているそうです
四畳半の各部屋には、駆け出しの漫画家たちの
仕事場兼生活空間が忠実に再現されていて
トキワ荘ファンならずとも
観賞しているうちに懐かしさや、その他いろいろな感情が
湧いてくるのではないかとおもいます
「これくらいの広さの部屋に入るだけの量の荷物に
これからじょじょに整理していかないとね、終活、終活」
品のいいおばさまグループのなかのひとりがつぶやいた言葉に
仲間たちが「うんうん」と静かにうなずいていたのが
なかなかに印象的でした