箱根山通りで合掌する人 [早稲田]
傾斜7%の緩やかな坂が600mくらい続く
山手線内で一番高い山の名に由来する「箱根山通り」
周辺の広大な土地はもと軍用地で
通りの両側には学校・公園・計画団地・国営施設などが連なり
民家は一軒も見当たりません ☆
箱根山通り沿いにはツタの這う高い塀があって
この塀の向こうに建っているのが「国立感染症研究所(感染研)」です
「国立感染症研究所」新宿区戸山1-23-1
水曜日の新聞に、感染研が
新型コロナ感染者からウイルスを取りだし
英国由来の変異種の採取に成功したと掲載されていました
薬やワクチン開発に利用されるそうです
感染研のお隣りにある国立国際医療研究センターも
国の感染症対策の中核を担う医療機関です
「国立国際医療研究センター」新宿区戸山1-21-1
ダイヤモンドプリンセス号の重症患者や
武漢からの帰国者が搬送されたときは
Tvの中継車や報道ヘリコプターがバタバタ飛びかって
ものものしい雰囲気でした
病院の方向へむかって、箱根山通りに掲げられている
医療従事者の方々への感謝の横断幕
笑いの神様の訃報が報道された翌日には
(志村けんさんは新型コロナウイルスによる肺炎のため国立国際医療研究センターで亡くなりました)
箱根山通りから40~50代くらいの男の人が
病院の方向へむかって、ひとり静かに合掌してる姿を見かけました
きっとものすごいファンだったんだろうな
ほんの一瞬の出来事だったけど
いつまでも心に残るワンシーンでした