大江戸・下町・深川 LIVING~向こう三軒両隣 [江戸下町旅情]
いつも通勤で利用してる、都営大江戸線の
反対側のホームから
およそ175~180年前の「江戸」へと向かう電車に乗って
大江戸下町庶民の暮らしっぷりを・・・・・チラリと覗いて、みてきました☆
「深川江戸資料館」江東区白河1-3-28
都営大江戸線「清澄白河駅」より徒歩3分
ときは天保年間末期(1830年代末)
場所は「深川佐賀町」、隅田川沿いの、とある長屋に・・・・・・・
「於し津(おしづ)」さんという長唄のお師匠さんが暮らしておりました
※「杵(きね)が八つ」の絵は、長唄の家元「杵屋」を表しています
於し津(おしづ)さんは、36歳
没落した町人の妻女か、武家の出身で
ご主人は亡くなり、一人娘は武家へ女中奉公に上がっています
長唄(三味線)のほかに、手習い・読み書き・お裁縫などを教えながら
生計をたてている、於し津(おしづ)さんの
慎ましくも、きちんとした暮らしっぷりが、室内の様子からうかがえます
この長屋には、他にも
アサリやシジミを「むきみ」にして行商する「棒手売(ぼてふり)」職人の、政助さんや
船宿の船頭さん、木場の木挽き職人夫婦などが暮らしていて
向こう三軒両隣
お互い、足りないぶぶんを補いあい
支えあって共同生活を営んできたモノと思われます
この時代、この場所に暮らす人びとに、思いを馳せていくうちに・・ なんだか
薄い板一枚向こうの隣家の生活音、灯火用の魚油の臭いまで
リアルに伝わってくるような気がしてきました
そんななか
私がいちばん、ハッ!とさせられたのは
ゴミ置き場に、ほとんどゴミが捨てられてないということ!!
ゴミのない大都市、江戸の
「ものを使い尽くす」というリサイクル精神を、改めて見せつけられた思いがしました
いろいろおべんきょうになった「深川江戸資料館」
お土産は
飛び出す深川、 「起こし文」(絵葉書)~火の見櫓の巻~でした^^
ミニチュアで再現してるのかと思いきや2枚目の写真に写っている女性と比較すると実物大っぽいですね☆
江戸時代のリアルな展示を見るだけでも、結構楽しめそう(^^♪
江戸時代のゴミの少ないは、目からウロコです。江戸時代の人と比べて、私はゴミだしすぎだな…
by ばー助 (2015-05-03 11:40)
こんにちは。江戸の長屋を見にいかれたんですね。深川らしく、職人さんが集まる長屋のようですね。長唄の師匠於し津さんはうりざね顔のほっそりとした見立ては優しそうだけど気が強く芯がある人。船宿の船頭は、がっしりとした体躯で黒い肌。らんらんとした目が夜でも光る。木やりの職人さんは、細身で長身。木やり歌の名人でもあり、声が通る。政助は小柄ですばしっこい。酒が好きで話も上手。そんな住人でしょうか。三味線の音が聞こえてきました。
by ikamasa (2015-05-03 13:43)
稲荷寿司、二八そば、てんぷらなど、江戸の屋台料理はどんなんだったんだろうと思います。
味を再現してくれるならぜひ食べてみたいです。
by cafelamama (2015-05-03 15:57)
おおおおおっっっ!!!二八蕎麦の屋台だっ!!
見てみたいなあ。。。そしてこの屋台でお蕎麦を食べてみたいなあ。
(錨のマークって何を意味しているのでしょう?)
あ、ほぼ同じ屋台が江戸東京博物館ってところにもあるらしいですね。
こちらには都電も展示されているらしいので、機会があればぜひ見に行きたいです。
by yes_hama (2015-05-03 19:31)
ずいぶん昔に行ったことあります。もう展示してある内容は変わったと思いますが。たしか空も夕焼けになったりちゃんと1日のサイクルを再現してたかと思います。
この頃のように多少不便になったほうが良いのかもしれませんね。
そうそう、小学生のころには近所にまだ長屋ありましたよ!現在は長屋は無くなりましたが井戸はまだ残ってましたよ。もう使えないようにしてましたが。
by masa (2015-05-03 22:47)
ばー助さん、こんばんは
ミニチュアじゃなくて、実物大の展示物でした^^
もっと建物と人物の、大きさの対比がわかるような写真を
撮っておくべきでした~わかりにくくてスミマセン笑
江戸って、回収業や修理業が盛んだったみたいで
「灰」までも買い取ってくれる業者さんがいたんですって
私も、ゴミがほどんど無い江戸の町と
自分が出してるゴミの量を比べて、がくぜんとしましたが
まあ、なるだけリサイクルできる出し方をすれば、いいのかな
なーんて最後は、開き直りました^^
ikamasaさん、こんばんは
簡単な人物設定だけで、それぞれ長屋の住人たちの
性格や風貌まで、ちょちょちょいっと、描写できるなんて^^
うーん、さすが本業、プロの作家さん♪
うまく肉付き出来たキャラクターたちは
自ら勝手に動き出しそうですネ
cafelamamaさん、こんばんは
江戸時代の屋台、ファーストフードって
思ったより充実してたんですね
てんぷらのレプリカを、じーっと観察してきましたが
衣がついてなくて、素揚げのようでした
ネタは深川らしく、貝、海老、お魚で
串にさしてあって、食べやすそうでした
あと、お稲荷さんは、ちょーどでかサイズだったです!
yes_hamaさん、こんばんは
二×八=十六文蕎麦の、イカリのマークは
お客さんが、我が店でイカリを下ろして食事をしてくれるようにとの
ゲン担ぎのようなものだと思います
あー、わたしも!今度両国の「江戸博物館」に行こうと思ってます
ちんちん電車もあるんですね^^
masaさん、こんばんは
「深川江戸資料館」行かれたことがあるんですね!
そうなんです、一日のサイクルが演出されてて
夕焼けから夜が来て、鳥が鳴きはじめたら朝が来て・・
雨が降りはじめたら雷がゴロゴロ鳴り出して
止んだと思ったら虹が出て・・と
本当に住んでるみたいな体感が出来て、とても面白かったです
使い捨ては確かに便利だけど・・・多少不便でも
モノは大事に使い尽くしてあげたいものデス
・・フーン、どこらへんだろう、新宿にあった長屋って。。
そういえばゴールデン街も長屋なのかな?ちょっとちがうかな
by はなだ雲 (2015-05-04 01:17)
妙にリアルで物語性をも感じる展示ですねえ。
銭湯の後に稲荷ずしをヒョイとつまんで帰る、なんていいですねえ(^o^)
そういえば、今日歌舞伎町のゴジラは写真を撮っている人がわんさかいました。
俺の中では今日実際に目にするまでは「コマ劇の跡地」だったんですけど・・・
もう「コマ劇の跡地」ではなくなりましたね。
by すぴーどきんぐ (2015-05-05 01:30)
すぴーどきんぐさん、こんにちは
そうそう、その「物語性」が面白かったですー
銭湯でサッパリしたあとは・・・
できましたらば私は天麩羅やさんで一杯やりたいです(ぜいたく!)
ゴールデンウイークは、東京にいらっしゃいましたか!
コマ劇場の面影をひきづるものは、もう跡形も無く
歌舞伎町はゴジラの巣だったでしょう★
by はなだ雲 (2015-05-06 08:30)
今のモノ溢れる暮らしを反省してしまいますね・・(@w@;)))
by 獏 (2015-05-06 15:40)
お~、ここ行ったことある。
小ホールとかもあるでしょ。
それにしてもいろいろあっちこっちいってますね(^_^)/
by ちくわ (2015-05-08 00:25)
私も一度10年以上前に一度行ったことあります。 同じ5月の連休でした。新緑がきれいな頃。
by yes!genesis (2015-05-08 14:25)
獏さん、こんにちは
モノって無きゃ無いで、それなりに
暮らしていけるんじゃないかなぁって思う今日このごろデス
ちくわさん、こんにちは
小ホールありました☆
最近のブログ作成テーマは「東京での思い出つくり」なので
近場で自分が行きたいところへどしどし行ってます
yes!genesisさん、こんにちは
新緑がきれいな、さわやかな気候とともに、記憶が蘇るなんて
いい思い出として保管されているんでしょうネ
by はなだ雲 (2015-05-09 09:35)
面白そうだなぁ~♪
そう言えば,江戸の人は「灰」までリサイクルしてたんだってな。
見習わないと・・・。
by こじろう (2015-05-09 17:23)
こじろうさん、こんにちは
モノが壊れたとき
近ごろでは、修理するより買ったほうが安い!ことが多いです
電気メーカーとかが、わざとそうしてるんじゃないかって
疑心暗鬼デス・・・
by はなだ雲 (2015-05-10 07:50)
深川江戸資料館、ここは楽しいですね。しばらく行ってないけれど、いいタイミングで楽しませていただきました。
by sig (2015-05-11 07:55)
sigさん、こんばんは
楽しかったです!特に朝・昼・晩、雨・雷・虹など
時間の経過やお天気の移り変わりが演出されてて
けっこう浸れました^^
by はなだ雲 (2015-05-15 00:06)
江戸のエコサイクル、衛生はほんとに行き届いていたと。聞き及んでいます。
by さきしなのてるりん (2015-06-25 12:25)
てるりんさん、こんばんは
エコサイクルと衛生面で、きっとお江戸は
世界いちだったでしょうね!
by はなだ雲 (2015-07-11 03:54)