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むしろを少し開け覗き見した見世物小屋 [花園神社]

新宿の11月の風物詩、花園神社「酉の市」に

今年も「見世物小屋」がたちました
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                                    「花園神社」新宿区新宿5-17-3


でも、去年とは、
なんとなく・・・雰囲気が変わった、気がします
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               アングラ劇の、アウトロー臭が、、、けっこう、全域を覆ってるし^^
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それに
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たしか去年は、「異界」への入口だったのに・・・

            この先に存るのはどんな世界・・・・・?・・・・・・・・・・・・・・気になる~ !   
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花園神社で、今年も、見世物小屋を興行するのは

ニッポンで最後の、たった一軒となってしまった見世物小屋一座「大寅興行社」



ところが

興行数日前、とつぜん環境省(動物愛護団体)から規制が入り
大寅興行から過激小劇団「ゴキブリコンビナート」へ、急遽、演目が変更されたそうです

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福岡の母に見世物小屋の思い出を聞いてみたら
メールで返事がきました

  昔昔お母さんが中学・高校の頃、
  首が伸びる女の子とか・・・来てましたね。
  お小遣い少ないのと、怖さで入れませんでしたが、むしろを少し開け覗き見してました。



60年前、母が「むしろ」を開けて覗き見た世界は・・
去年、私が乱歩の幻影(異界のモノたち)を、見た(気がした)人外境は・・・  コチラ


来年、どんなふうに変わっていくでしょう


                          花園神社「大酉祭」
                             2013年「一の酉」11月03日(前夜祭11月02日)
                             2013年「二の酉」11月15日(前夜祭11月14日)
                             2013年「三の酉」11月27日(前夜祭11月26日)
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コメント 23

cafelamama

今年は三の酉まであるんですよね。
三の酉まである冬は寒くなるよ、と誰かに聞いたことあります。
青い蛍光灯の光に浮かぶ極採色の看板文字。
萌えますね。
「情動と欲望の体液垂れ流し」
「ゴキブリコンビナート」
見慣れない文字も、そそります。
思わず入り口のピンクのカーテンを開けてみたくなります。
この混沌の世界が、カーテンの中にもあればいいんですけどね。
by cafelamama (2013-11-23 11:21) 

akipon

酉の市は、たしか一度くらいしか行ってませんが
花園神社自体が、実は芝居小屋なんじゃないか?って思わされますね。
by akipon (2013-11-23 18:27) 

砂漠のラクダ

俺が“ゴキブリ・コンビナート” じゃあぁぁぁ!!! って^^;凄い気合い入ってるなぁ~(笑)
しかし!良く考えますよね~ こんなタイトル^^;
僕は観た事はありませんが。。。非常~に興味が湧きますね♪
動物愛護団体から規制が入るって?。。。いったいどんな事が行われたんでしょうね?
by 砂漠のラクダ (2013-11-23 18:58) 

海を渡る

こんばんは。
タイトルを見ただけで怖いもの見たさで入りたくなりますね^^。
ヘビ女を見てみたいです^^。
by 海を渡る (2013-11-23 19:46) 

yes_hama

入場料に小人や幼児の料金が書いてあるのがすごい!
子供の頃に観たら、どういう人生になるんだろう?
by yes_hama (2013-11-23 20:13) 

yuzuhane

もう酉の市の時期になったんですね。お母様がむしろの隙からそっと覗いたというその感じ、見たいけど怖いような・・・まさに言えて妙な気がします。怪しさ満点のこの世界、今の世の中でなかなかない存在感ですよね。
by yuzuhane (2013-11-23 20:49) 

ばー助

怖いもの見たさはありますが、入る勇気がない(^_^;)
アングラ文化が活躍するのも新宿ならではかと…。

by ばー助 (2013-11-23 21:07) 

ikamasa

こんにちは。大虎とゴキコン、どちらがはいりたいと聞かれたら、「どっちもいきたい」と答えたくなりますね。わたくしの故郷の、富山県高岡市の秋の祭りに、見世物小屋が必ず来ていましたが、「大虎」さまのような、フルコースの出し物をやっていたようです。外からみているだけでしたが、中に入らなくても存在や看板だけでも、充分に「見世物」でした。昨年の記事、これは、ブタさんと同じくらい貴重なものになりそうですね。
by ikamasa (2013-11-23 21:12) 

ちくわ

今年は入って見ないの?
さあ、勇気を出してむしろを開けて!
覗いてみるだけじゃダメよ。
結界を超えて、新しい世界を体験して!!!
でもちゃんと帰ってくるんだよ(笑)

それにしてもゴキブリコンビナートって・・・。
なんて素敵なネーミングでしょう。
このセンス、うらやましいっす。

by ちくわ (2013-11-24 08:50) 

moz

う~ん、そうですね、去年のとは少し違う感じですね。今年の方が、可愛くないキャッチかも? 去年の方が、サイケ(死語?)でおどろおどろしい中にも不思議さという? スパイスが隠れ味であったかもしれませんね。
ぼくも、中見たことないですが・・・どんな世界なんでしょう?
環境省? よけい謎が深まり、やはり蓆をそっと開けてみたくなりますよね。でも、ゴキブリコンビナートって??
あの黒光りはもっとも嫌いな色の一つなので・・・ ^^;

by moz (2013-11-24 10:32) 

ぼんぼちぼちぼち

見せ物小屋 一度生で見てみたいと思ってやす。
十年くらい前にドキュメンタリー映画で観たときは 日本に四団残っている とのことでやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2013-11-24 12:17) 

さきしなのてるりん

明治、大正の香りか、はたまたもっと昔か。江戸川乱歩の世界のほうがもっと紳士的見たいね。確かに字体も全然崩れてるわ。怪しい。。。だからゴキに変更したのかしら。
by さきしなのてるりん (2013-11-24 21:59) 

はなだ雲

cafelamamaさん、こんばんは
三の酉まである年は、寒いとか、火事が多いとか
みんな、挨拶がわりに言っていますが・・理由は諸説あるようデス
「蛍光灯の下の極彩色」! 私も萌えます^^
「情動と欲望の体液垂れ流し」って言葉が、まさにゴキブリコンビナートの
芸風を物語っているようなのです(見たことはありませんが)
書き割りの、わざとゴタゴタ・ペラペラに作られた混沌の世界が
向こう側にもあれば・・あるかも・・と想像している時間が楽しいです♪

akiponさん、こんばんは
こうして花園神社のイベントを、次々、注目して見ていきますと
おっしゃるとおり
花園神社自体が芝居小屋って気がしてきました^^

砂漠のラクダさん、こんばんは
アウトロー精神って、すんごいエネルギー必要と思います
「人と違う」を貫き通すって、すごいとおもう
環境省の規制は、今まで蛇やニワトリを生きたまま食べてたから
そのあたりに規制(抗議?)があったらしいのです

海を渡るさん、こんばんは
「へび女」の演目は・・
母の時代は、上半身人間で下半身がへびの「へび女」
去年は、生きてるへびを食べる女
そして今年は、へびのような食事をする(虫を食べる)女
と、変わったようです

yes_hamaさん、こんばんは
子供の頃に、この世ではない別の世界の存在を意識し
その異界の存在に、畏怖の念を抱く気持ちは
とても貴重な経験だと、私はおもいます

yuzuhaneさん、こんばんは
酉の市がたつと、もう師走は近いですね・・気がせきます
私がどうしても見世物小屋の中に怖くて入れないのは
遺伝だとわかってほっとしました(笑)
怪しさ全開のこの空間、ほかでは感じられない何かがあります

ばー助さん、こんばんは
私も入る勇気はありません~でも怖いもの見たさで、気にはなるのです
花園神社は特に・・アングラの聖地ということですから^^

ikamasaさん、こんばんは
故郷の富山県高岡市にも見世物小屋、来てましたか
私も故郷の母と、母の友達に見世物小屋の思い出を聞きました
昭和の生き字引たちの証言は、ネットの情報より貴重です^^
「親の因果が子に報い・・」の常套句
「大イタチ」の演目は、大きな板に血糊があっただけ、とか(笑)

ちくわさん、こんばんは
ありゃ、私が去年怖くて中へ入れなかったの覚えてましたね^^
今年も入れませんですよ、想像するだけで、もうおなかいっぱいです
「ゴキブリコンビナート」名前に恥じない
そうとう過激な劇団のようです

mozさん、こんばんは
そうなんです、去年と比べると
あれ、なんか現代風になった?っていうのが第一印象でした
サイケで、おどろおどろししい雰囲気が漂ってた去年のほうが
イマジネーション広がりました^^
これから見世物小屋さんって、だんだん
アングラ劇にシフトしていくのかな~・・

ぼんぼちさん、こんばんは
800円だったら、どんな内容であってもまず許せる金額ですね
なのに私は今年も足がすくんで入れませんでした^^
10年前に4つ残ってた団体が、いまはひとつ・・
いよいよレッドリストで、赤ランプが点灯し始めたのでしょうか・・

てるりんさん、こんばんは
看板の字体もイロイロで、統一感ない風情が怪しいけど
そんなごちゃまぜ感が、どことなく面白くもあります^^
これからの見世物小屋がどう変わるのか、変わらないのか
見逃せません
by はなだ雲 (2013-11-24 23:35) 

ちょんまげ侍金四郎

ちなみにはなだ雲さんが撮影されてる時に入っていったお客さんっていたのでしょうか?
また、中から驚きの声とか聞こえたのでしょうか?すいません取材してるみたいで(笑)
しかし、「情動と欲望の体液垂れ流し」このコピーどんな人が考えるんでしょうね(笑)
by ちょんまげ侍金四郎 (2013-11-25 11:18) 

はなだ雲

ちょんまげ侍金四郎さん、こんばんは
お客さん、けっこう潔く、次々と中へ入って行ってました
外から、観客の驚きの表情やザワめきが、わざと見えるようになっていて
なかなかにうまい演出です
「情動と欲望の体液垂れ流し」&3K(危険・汚い・きつい)
ゴキブリコンビナートの舞台って
たぶん・・この言葉そのまんまのことやってマス^^
by はなだ雲 (2013-11-26 00:21) 

シルフ

おはようございます。
大阪でも桜の花見で有名な通り抜けで見世物小屋をやっていました。
子供にはトラウマになるぐらい刺激的な看板が印象的でしたね。
by シルフ (2013-11-26 09:33) 

はなだ雲

シルフさん、はじめまして
純粋なこころに傷がついてしまうくらい刺激的な
見世物やさんの看板は
お祭りの夜を、深く妖しく彩っていましたネ
一度、描かれてみてはいかがでしょう?
by はなだ雲 (2013-11-26 23:03) 

beisi

どこが環境省の燗にさわったんでしょうね。
ヘビは嫌いですが、ヘビ女は見てみたい気がします。

by beisi (2013-11-29 12:15) 

はなだ雲

beisiさん、オハヨウゴザイマス
へびをむしゃむしゃ食べていたから、かな~とおもいます
「へび女」、って、そこはかとなく色っぽいですネ♪
by はなだ雲 (2013-11-30 08:49) 

こじろう

ヘビを食べたら規制!?
マムシ酒はあるのに・・・種類が原因なのかな?
by こじろう (2013-12-01 10:21) 

はなだ雲

こじろうさん、こんばんは
蛇を食べるシーンを見世物にする行為がイケナイのかな~
なんて、おもったりしましたヨ
by はなだ雲 (2013-12-02 00:42) 

ふゆん

大寅興行社のスノードームを調べて検索かけたら
同じソネブロさんがでてきたのでのぞいてみました
ヘビ女って首から下がヘビなのかなあって思ってました(・∀・`)
by ふゆん (2014-11-05 06:21) 

はなだ雲

ふゆんさん、はじめまして
大寅興行社のスノードーム?笑
今日、酉の市の準備で忙しい「花園神社」をちらっと見てきましたが
大寅興行社のバンが、停まってました
今年も見世物小屋が立つのは間違いないと思うけど
どんな見世物小屋なんでしょう
ネットで検索してて、ソネットブログのお仲間に偶然出会うと
お~っておもいますね♪
by はなだ雲 (2014-11-05 22:40) 

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