松聲閣「山茶花の間」の南画展 [文京区]
明治20年頃に、旧熊本藩主細川邸の学問所として建てられ
大正時代の改修工事を経て
平成28年にリニューアルオープンした「松聲閣」
「松聲閣(しょうせいかく)」文京区目白台1-1-22 肥後細川庭園内
その2階「山茶花の間」で
2022.3.26~5.8まで開催されていた
「藤岳(とうがく)南画研究会」の作品展を
観にいったときの写真です
研究会の紹介文によると、南画(南宗画)は、
中国の揚子江を境にして、南側の温和な気候風土に似ていることから
日本人に好感を持って迎えられ、現代に伝えられています。
南宗画の伝統は職業画家ではなく
画才を持つ文人・詩人が描く自由闊達なものです。
なるほど、いわれてみれば
掛け軸・絵画・絵巻物など作品はどれも
自由にのびのびと描かれていて、おおらかで楽しそう
「山茶花の間」では
展示品鑑賞の合間に
当地の歴史をビデオでのんびり学んだり
松聲閣の整ったお庭や、その先の
広大な池泉回遊式庭園をぼ~っと眺めたり
その時々の自分の気分によって
一粒で何度でもおいしい
欲ばりな時間を(無料で)過ごすことができるのでした
「山茶花の間」に続きましては
次回、同じく松聲閣1階にある「椿の間」で
一服したときの写真です