百灯繚乱×百段階段〜目黒雅叙園

千と千尋の神隠しに登場する ”湯屋” のモチーフのひとつ

「目黒雅叙園」で、現在開催中の



和のあかり×百段階段 展へ行ってきました




　　　　　　 　　　　　　　 　　　「目黒雅叙園〜百段階段」目黒区下目黒1-8-1







百段階段は、昭和初期を代表する日本画家の作品が天井や障子などに施されている

七つの部屋を繋ぐ９９段の長い階段廊下のことで（東京都指定有形文化財）



なまえは”百段”階段ですが、百は完結、九十九は永遠につづく数字とされ

じっさいには９９段までしかありません



階段も、怪談噺も、百物語（百段）完結すると

オソロシィ〜〜ィなにかが起こるってコトでしょうか..................... 怖っ！










なんだか急に ”背筋” がスーーッと涼しくなってきました ★★　★



★　★★






さて「和のあかり×百段階段展」ですが、見どころは


照明を落としてちょっぴり怪談めいた百段階段と、絢爛豪華に装飾された七つの部屋

その文化財を活用し、和のあかりに灯され
展示されている全国各地の「お祭り」「アート」「職人」「伝統芸能」です




　　　　　　　　　　　　　　「龍棲の都 福井」墨絵師 西元祐貴／「十畝の間」　

　　




　　　　　
　　　　　　　　　　　　　「十畝の間」の天井／ 荒木十畝（じっぽ）による四季花鳥画
　　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　「今世和様衣紋」衣装デザイナー 有伽／「静水の間」




和のアートイルミネーションで彩られた ”魅惑” のお部屋は

他にあと５つあります
　「漁樵の間」「草丘の間」「清方の間」「星光の間」「頂上の間」



ということで、このシリーズまだまだ続きマース。　

コメント 9

豪華絢爛な部屋とちょっと怖そな百段階段の組み合わせなんて、なかなか面白そうなイベントですね。豪華な中にも少し怪しげな雰囲気が写真から伝わってきます…(^^;
次回の記事も楽しみです☆
by ばー助 (2016-08-20 16:57) 

木の床がなんかいいですね～。
あと天井に描かれた絵画も素敵で、寝転がって眺めたいです。
「９９」の文字を撮影する人と、それを撮影するはなだ雲さん、
面白い構図ですね。^^)
by yes_hama (2016-08-20 21:46) 

なんと、はとバスコースにもなっている目黒がじょうえんですか。
（がじょうえんって、変換したら「目黒が上演」としかでてこない）
by しばちゃん2cv (2016-08-21 17:30) 

いいねえ、こういう純和風の空気の中にあるうなじが良いよねえ♪

by すぴーどきんぐ (2016-08-21 20:49) 

これまた摩訶不思議でアートな空間ですね。
やはりこの空間を堪能するのは浴衣姿が似合うのかな？(^_^ゞ
by 路渡カッパ (2016-08-22 11:30) 

お早う御座います☆
なんだか少し「妖気」を感じますね♬（＾m＾）

by 獏 (2016-08-24 05:06) 

サブタイトルが何ともシャレてますね、『百灯繚乱×百段階段』。
オフィシャルの『和のあかり×百段階段』よりも数段良いね！
「百灯繚乱」は、はなだ雲さん作の造語なのでしょうか？
百花繚乱のあかり版と、百段階段に因んだのでしょうね。
一見して、さすがだなァと感心しました！

ところで「繚乱」という語。
百花繚乱以外では、ほとんどお目に掛からない気がします。
最も有名な例外は･･･『かの子撩乱』でしょうかね、やっぱり。
但しこの作品、「撩」の字が糸へんじゃなく手へんなんですよね。
さらに、岡本かの子と言えば、同じ手へんの『金魚撩乱』。
そう言えば何故でしょう、この記事には前後の脈絡なく、
突如として金魚が二度も登場しておりますね。
・百灯(花)繚乱→かの子撩乱→岡本かの子→金魚撩乱？？
おお、そういう仕掛けだったのか。 クリビツ！！

九十九は未完、百は完結。
九十九は不安定、百は安定。
九十九は百に一足らず。次百(つぐもも)が訛ってツクモ(※)

※ツクモ電機の社名の由来･･･完璧(百)を目指して常に精進がモットー
　http://kaisya.tsukumo.co.jp/about
　同社は倒産しましたが、ヤマダ電機が事業を継承しました。
　リンクで現社名を見て下さい。洒落てます、面白いです。
　現社名＝株式会社Project White(＝白。百に一足りない)
※尚、九十九＝つくも･･･の由来は伊勢物語説等、他にも諸説あり

「百歳」と書いて「ももとせ」。
「百」は「もも」とも読むんですね。
http://azuma006.hatenablog.com/entry/2014/05/23/233214
半世紀以上前の子供の頃、隣に住んでたのが百崎(ももさき)君だった。
同い年の百崎公一(ももさき きみかず)君。
公一という名の割には、晴久兄ちゃんの5つぐらい下の次男坊だった。
父上様は外国航路の船乗りさん。我が家よりも随分裕福だったなあ。
ぼくが住んでた家は取り壊されてマンションになっちまったけど、
キミが住んでた家は今も当時の面影を残してるよ。
元気にしてるかなあ、百崎君。もしこれを読んだら連絡下さい^^;

獏ちゃんも書いてるけど、全体的に何だか妖気を感じる写真ですね。
それって、はなだ雲さんのまさに狙い通りなのでは？！
お蔭で当方はアタマが繚乱ならぬ大錯乱をしてしまい、狂ったように
記事に関係ないことばっかり書いてしまいました。
ごめんなさいね、許してたもれ♪
by song4u (2016-08-24 22:22) 

”百段”階段って９９段だったのか！？
確かに，１００番目はダメだって言うからなぁ･･･。
ひょっとして異世界に通じちゃうんだろうか？　ΣΣ(ﾟﾛﾟﾉ)ﾉ
by こじろう (2016-08-26 21:44) 

ばー助さん、こんばんは
あかりのイベント用にちょっと照明を落としてあったので
よけい怪しい雰囲気増したかも
とにかく人が多くて、大人気のイベントでした
暗いし、人はわんさかいるし
こんなに写真撮るのに苦労したのははじめてでした★

yes_hamaさん、こんばんは
百段階段の天井の絵、わたしもゆっくり見たかったのですが
なにしろ人が多くて...
寝っ転がってたら踏まれます
「９９」のプレートだけ撮っても面白くもなんともないので
それを撮ってる人を撮ってみました♪

しばちゃん2cvさん、こんばんは
目黒雅叙園がはとバスのコースになってるとは
知りませんでした！
でも..たしかに団体さん多かった（はとバスだったんだ〜）
がじょうえんの「う」が一文字要らなかったですね笑

すぴーどきんぐさん、こんばんは
浴衣女子だけじゃなくて「金魚のうなじ」にも
お気づきいただけましたでしょうか笑

路渡カッパさん、こんばんは
目黒雅叙園には
購入した浴衣を着せてもらって、食事をして
百段階段を見学するという「浴衣プラン」っていうのがあって
なので百段階段には浴衣女子がわんさかいるんです
男子にとっては目の保養かとおもわれます☆

獏さん、こんばんは
古い豪華な建築物って
なにか妖しさを孕んでますネーー

song4uさん、こんばんは
頂いたコメントおもしろかったです♪
着目点が独特だし
知識が発想の広がりを手助けしているようで..
かなりうらやましいデス

なんも脈絡もない「金魚」の画像ですが
どんな効果があるのかなあとおもって、ちょっと実験的に
入れてみました
岡本かの子の金魚撩乱という思いもよらぬ実験結果がでて
かなりじぶんでも驚いています笑

九十九＝次百（つくもも）→ツクモ
なるほどね〜ってかんじです
「一」をニノマエって読んだりするし
漢字って洒落てる！

こんな人気のないブログの
さらに僻地のコメント欄まで百崎公一さんが
たどり着く確率は申し訳ありませんがないとおもいますが
百崎公一さんが住んでた家がまだそっくりそのまま
面影を残してるってことはそれは是非
ご本人さまへお伝えしたいですね

「獏ちゃん」と呼ばれるからには
獏さんとはそういう間柄なのですね♥
妖気は、百段階段の曲がり角あたりにひょいとカタマッテ
漂ってるようなそうでないような...
わたしもなんかsoug4uさんにつられて
いろいろ書いてしまいました、しつれいしました♪

こじろうさん、こんばんは
九十九段のうえに目に見えない階段がもう一段あって
ひょんな拍子にその階段を踏んでしまったら
もう二度とこの世へは戻ってこれないかもしれません★
by はなだ雲 (2016-08-28 00:25)