庭園の池を縁どる肥後花菖蒲 [文京区]
自宅から歩いて数分のところにある、わたしにとってはいつもの散歩コース
花菖蒲が見ごろの肥後の大名庭園です ☆
「文京区立 肥後細川庭園」文京区目白台1-1-22
肥後花菖蒲は、江戸時代より細川家が品種改良を重ねた「肥後六花」のひとつで
他種に比べて房が大きく
横から見て美しい花姿をしているのが特徴だそうです
「紫鳳殿(しほうでん)」
「吉江紫(よしえむらさき)」
「玉洞(ぎょくどう」 「藤の滝波(ふじのたきなみ」
「業平(なりひら)」
「靄間空(もやまぞら)」 風情あるステキな名前です
この庭園に咲く肥後花菖蒲は
群生してる他の花菖蒲の名所とは一味違って
「琴姫(ことひめ)」
個々、立ち姿に存在感があり
まるで日本画のなかの古典美人が
池のほとりに、涼やかに、楚々と佇んているようでもありました ☆
江戸東京たてもの園③ [むさし野詩人]
そもそもなぜ「江戸東京たてもの園」へ行ってみたかったかというと
幾人かの写真好きなブロガーさんの被写体となっていた
こちらの銭湯の写真をぜひわたしも撮ってみたいとおもったからでした ☆
「子宝湯」銭湯/足立区千住元町より移築
昭和28年当時の入浴料金
「婦人髪洗料」って、髪洗うのに別料金かかるのかな ?
クラシカルなちょっとしたホテルのような高い天井と
昭和の香りぷんぷん漂う広告とのコントラストがよかったです
さてこの日も、熱心に撮影するカメラマンさんとモデルさんがいて
あまりに真剣な撮影会だったので
映り込んでは申し訳ないと早々に退散しました ★
あれ、こんなところに三省堂?
とおもったら、あの本屋さんとは違う、別の「三省堂」さんでした
「武居三省堂」文具店/千代田区神田須田町一丁目より移築
あとで知りましたが、ここは
千と千尋の神隠しに登場した釜爺の仕事場にあった薬草箱のモデルとなった場所だそう
そうと知ってたら撮影にもチカラ入ったのに ★
こんなブレブレで右上にじぶんの指が入ってる写真しか撮れてませんでした
「江戸東京たてもの園」
ちょっと心残りでザンネンな最終回となってしまいましたが
まだ生まれるまえのニッポン
昭和のなつかしい子供のころのニッポン
遠い記憶のなかにうっすらと面影だけ残っているニッポンが
目の前にリアルに現存してて胸キュンがとまりませんでした
貴重なお宝建築を見てまわった一日の、締めくくりは
”お蔵”の建物にさそわれて
五日市街道沿いの「くら寿司」に入りました
「無添くら寿司 小金井店」東京都小金井市桜町3-4-5
本当は生ビールが飲みたかったけど、セルフサービスで
注ぐの面倒くさかったので「馬路村ゆずチューハイ」を注文☆
「ずわいガニ」
「えびアボカド」
「うなぎ」(だったとおもう)
竹姫寿司シリーズの「赤鬼さん」
〆の「赤鶏ゆずうどん」と、奥は友達が頼んだ「胡麻香る担々麺」
デザートのチョコケーキとコーヒー
こんなに食べておいてナンですが
また胃の調子が悪くて・・昨日病院で胃カメラ(鼻からバージョン)検査してもらったところ
ピロリ菌による「慢性胃炎」と診断されました
今度こそピロリ菌退治、まっとうしたいと思います
江戸東京たてもの園② [むさし野詩人]
先週に引きつづきまして小金井市桜町にある「江戸東京たてもの園」へ
出掛けたときの写真、2回目です
「川野商店」和傘問屋/江戸川区南小岩八丁目より移築
和傘屋さんの横っちょにあった傘の妖怪みたいな、ナゾのオブジェ ☆
江戸時代から昭和期にかけての貴重な
復元保存建造物の内部には
それぞれの時代の商いの諸相や生活情景が再現してあります
「仕立屋」/文京区向丘一丁目より移築
「村上精華堂」化粧品屋/台東区池之端二丁目より移築
「万徳旅館」/青梅市西分町より移築
「大和屋本店」乾物屋(たばこ)/港区白金台四丁目より移築
「丸二商店」荒物屋/千代田区神田神保町より移築
「鍵屋」居酒屋/台東区下谷二丁目より移築
「小寺醤油店」味噌・酒・醤油/港区白金五丁目より移築
店先に陳列してあった大量の「サントリーオールド」
生まれてはじめて二日酔いを経験したのがこのお酒だったなぁと
昔々のほろ苦い琥珀いろの思い出が蘇ってきました
江戸東京たてもの園① [むさし野詩人]
まだちょっと、うっすら肌寒い季節のころ
江戸時代から昭和期にかけての30棟を数える復元建造物が保存展示されている
野外博物館「江戸東京たてもの園」へ行ってきました
「江戸東京たてもの園」小金井市桜町3-7-1
マスコットキャラクターの「えどまる」くん
緑豊かな野外博物館にふさわしい色をイメージし、虫をテーマに
宮崎駿監督により制作されたそうです
三井財閥総領家「三井八郎右衞門邸」港区西麻布三丁目より移築
建築家「前川國男邸」品川区上大崎三丁目より移築
あ”~ザンネン「高橋是清邸」修繕工事中★
現地保存が不可能な歴史的・文化的価値の高い建築物が
約7hの敷地内に、時代と場所を超えて一堂に会しているので
見応え十分、とても一日ではまわりきれません
・・失敗したのは
ブーツを履いて(まだ寒かったので)行ったこと
ほとんどの建築物が靴を脱いでの室内見学となるので
こちらの野外博物館へお出かけの際はぜひ脱いだり履いたりしやすい靴で ・・☆
江戸時代に建てられた茅葺き民家のあたたかい囲炉裏端で
まろやかな「桜湯」を振舞われてホッと一息
江戸東京たてもの園、まだまだ写真
たくさん撮ってきたので来週につづきまーす