虎ノ門の白い虎が見ている [港区]
銀座線「虎ノ門駅」ホームに2020年の夏、設置された
パブリックアートを観てきました
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」渋谷方面行きホーム
白虎のお面をかぶった女性たちの群像。
凹版のレリーフが引き起こす錯視によって、
見る人の身体の動きに乗じて向きを変え、その人を見つめ返します。
「空洞」であり「不在」であるという矛盾を孕みながら、
視点によって異なる表情を見せるその像は、
前を通る一人一人との間に親密な関係性を生み出す、
新しい公共彫刻となるでしょう。
「白い虎が見ている」/中谷ミチコ
写真ではまったく伝わらないけど...
白虎たちは、観る人の動きに合わせて
一斉に顔と身体の向きを変え
見られているわたしたちは
その白虎たちの目線にどこまでも追いかけられるような錯覚におちいります
白虎たちのレリーフは
壁の凹んだ部分に彫られていて
それがどういうわけか立体的に浮かび上がって
向き合う位置や角度によって
ころころと姿形を変えていきます
あと、気になったのは
お面の下に隠れている少女たち、ひとりひとりの表情です
白虎のお面は、外したいときに自由に外せるのか
外したくても外せないのか
それとも自分の意志で、外さないのか
12人の少女のなかには
苦し気な仕草ともみえる子もいたので
ちょっと心配になりました
そうそう、虎ノ門には
こんなタイプの白い虎もいました ☆
「虎ノ門ヒルズ 森タワー」港区虎ノ門1-23-1~4
こんにちは。
虎ノ門駅のパブリックアート・・・
「凹版のレリーフ・・・」の文字あり、陰影で立体的な見え方するのですね。
白虎たちのレリーフが凹には驚きました。
観る場所で印象が変化しそうです。また、ライティングも大変重要そうです。
少女達の一瞬の姿勢・動作は色々と訴える・想像される印象です。
2020年の夏から設置みたいですが・・・
2年以上虎ノ門駅に下車していない小生に驚きました(爆)!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-07-31 14:11)
Boss365さん、こんにちは
作品を実際にみたとき
まさか凹んでいるとはおもってなかったので
わたしもけっこう驚きました
写真とホンモノでこんなに違うなんて
虎ノ門駅まで足を運んだ甲斐がありました^^
虎のお面をかぶった少女たちが
なにをおもって、こういう仕草をしているのかって
すごく考えさせられました
by はなだ雲 (2022-07-31 21:12)
なんか瞬間的に、コンテンポラリーダンスの群舞を思い出しちゃいやした!
by ぼんぼちぼちぼち (2022-08-02 18:17)
雲ちゃん、こんにちは~♪
それがどういうわけか立体的に浮かび上がって
向き合う位置や角度によって
ころころと姿形を変えていきます
平面的な「写真」という媒体で立体感を伝える難しさというか、
さすがの雲ちゃんもかなり苦戦を強いられたみたいですね。
ぼくもこれがどんなものなのか、どうしてもイメージできず、
ちょっと検索してみました。
多摩美の動画が一番分かりやすく感じたので載せておきますね。
https://www.youtube.com/watch?v=IPSg70MaTcA
これは凄いね!
一見、淡い色付きの水墨画みたいな絵かと思ったけど、大違い。
こういう作品、ぼくは初めて拝見したような気がします。
で、ようやく雲ちゃんの説明書き(上述)の意味が分かりましたが、
それでもなお、依然として凹版のイメージは判然としません。
人間の視覚能力の素晴らしさには敵わないってことでしょうね。
ぼくも実物が観てみたいなあ。
最後の白い虎、どこかで見たような?!(ん?耳があるね)
ホワイトナイト? ドラえもんのハトコでしょうか(笑)
なんだかすごく和むね~(^^♪
by song4u (2022-08-06 14:53)
ぼんぼちさん、こんにちは
本当にそうですね^^
そのへんは作者も意識されてたかもしれません♪
song4uさん、こんにちは
多摩美の動画、すごいですね!
こういう作品の場合は
動画が一番まちがいないとおもいましたが
なんとか写真で伝えられないかな~と
チャレンジしてみました、玉砕しました笑
錯視で騙されるまえの作品を肉眼で実際に見てみると
あんまりみごとな凹みっぷりに感動さえ覚えます
ギャップ萌えってやつです♪
ドラえもんのハトコはホワイトタイガーかと期待しましたが
ハトコもやっぱりネコでした
by はなだ雲 (2022-08-07 11:47)