暮らしのとなり~郵政博物館 [墨田区]
今回の蔵出し写真は、約33万種の切手や郵政・通信関係資料を展示する
東京スカイツリータウンにある「郵政博物館」
「郵政博物館」墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ 9階
大手町にあった「逓信総合博物館(ていぱーく)」が
老朽化・再開発のため閉館し、移転して
2014年3月「郵政博物館」としてリニューアルオープンしました
外国のポストみたいでカッコイイ
1901(明治34)年、日本橋に初めて設置された丸型の赤いポスト
1931(大正7)年「簡易保険」ポスター
簡易保険にはい
つて置けバ後々の
心配がなく毎日
愉快に働けます
一、醫者の診査なし
一、掛金は一錢から
一、月々集金に参ります
一、何處の郵便局で
も扱ひます
わたしも簡易保険(ながいきくん、おたのしみ型)入ってますが
”後々の心配がなく、毎日愉快に働けてる”・・ かなぁ?笑
そうそう最初のころは郵便局員さんが勤務先まで毎月集金にきてくれてました
1949(昭和24)年「お年玉くじつき年賀郵便」ポスター
特等 高級ミシン 18本
1等 純毛洋服生地 360本
2等 学童用本皮ブローブ 1440本
3等 学童用洋傘 3600本
4等 葉書入れ手箱 7200本
5等 便箋封筒組合せ 5万4千本
6等 記念切手 360万本
今年、当選番号確認するの忘れたかも!
・・まいいか
どうせ記念切手シート以外当たったことないし★
昭和初期「定額郵便貯金」ポスター
育ち盛りの子の背のようにぐんぐん伸びる利子?
”利息だけで暮らしている” と比喩されるお金持ちのお宅が
むかしはご近所に何軒かありました
Webサイトで確認したら
郵政博物館は、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため
開館時間11時~16時までと、ちょっと短めになってました
あと、当面のあいだ土日祝は休館だそうです
美術館や博物館は蜜を避けるため予約制にしたり
混み合う休日を休館にしたりして対策してるんですね
2020-08-02 10:05
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コメント(6)
こんにちは。
郵政博物館、ソラマチにあるのですね。
「簡易保険」ポスター もアートしてます(爆)
簡易保険、今思うと完全国営?なので安心感ある保険です。
「定額郵便貯金」ポスター、手書き文字・レタリングが温かみあり。
定額預金ではないですが・・・
10年モノの定期預貯金・金利が7%の時があったような気がします。
「土日祝は休館」現状、致し方ない状況ですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2020-08-02 14:02)
はなだ雲さん,こんばんは♪
ポストがカッコイイ!!
そしてレトロ感溢れるポスターに特賞:高級ミシンの文字を見ていたら,そんな時代に生きている訳ないのにノスタルジーな気持ちになってきた。
土日祝が休館なのは,こんなご時世だから仕方ないと言えば仕方ないのかもしれないな・・・(´・ω・)
by こじろう (2020-08-02 19:05)
昔のポスト、デコラティブでいいでやすね〜
昔の物って、物理的には必要のない装飾に凝っていて美しいでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-08-02 22:04)
昔のポストの方がかっこいいですね。
元に戻してほしいかも。
by 響 (2020-08-04 20:18)
雲ちゃん、こんばんは。
「逓信総合博物館(ていぱーく)」!
つい最近まで、「逓信」なんて言葉が使われてたんですね!
いやあ、ビックリだなあ。でも、ちょっと嬉しい(笑)
でね、逓信と聞いて、つい思い出しちゃったのであります。
学生時代の旧友に、生粋の肥後もっこすK君がいました。
彼の父親だか祖父だかが逓信省のお役人だったそうで、
事あるごとに、それに関連する自慢話?をするんですね。
100%welcomeってワケでもなかったけど、基本的には
彼の話は面白かったので、ついつい聴き入ってました。
もう半世紀も前の話で恐縮ですが、彼の持論は2つでした。
①世が世なら、熊本が九州の中心のハズだった
②自動車学校ではkeep-leftを教えるが、keep-leftは危ない
上記①の話の主軸になっていたのが、そうです、本記事の
主人公、逓信省でした。
戦前、熊本が九州の中心であったのは紛れもない事実です。
当時、九州を統括する国の出先機関が数多くあったのは
福岡ではなく熊本であり、全国に7か所しかない逓信省の
地方本局である逓信局があったのも、九州では熊本でした。
因みに、その名残りは今でもあり、九州財務局(財務省)、
九州農政局(農水省)、九州総合通信局(総務省、旧郵政省
電波監理局~旧逓信局の残骸)などは熊本に所在しています。
さて、いつものように記事とあまり関係ないことをダラダラ
書いておりますが(本当にゴメンね)、K君は「逓信」絡みで
色々と教えてくれました。
その代表例。本記事写真の7枚目にもある郵便マークです。
この博物館でも紹介されていたのではないか?と思いますが、
郵便マーク「〒」は、テイシンの「テ」およびTeishinの「T」
を図案化したものである、と教えてくれたのはK君でした。
郵便もそのひとつだったと思いますが、昔の物流事業は
大変だったそうです。元々、物流(荷物を運ぶ)というのは
雲助の仕事、という先入観があったらしく、まもとな人間
がする仕事ではない、というイメージがあったそうです。
今ではちょっと信じられないような話ですけどね。
K君、今はどこで何をしてるのかなあ?
ではまた!
by song4u (2020-08-08 22:58)
Boss365さん、こんにちは
郵政博物館はソラマチの9階で
ちょっとわかりにくい場所にあります^^
切手すきな人にとっては
時間がいくらあっても足りない夢の場所かも
レタリング、ひさしぶりに聞きました
手書き風の文字も今はパソコンで作成するのかな
郵便局の10年定期
今から振りかえると夢のような利率でした!
こじろうさん、こんにちは
この時代のポストに比べたら
今のポストはなんだか味気ないですね
高級ミシンの文字をみただけで
ミシンの姿がアタマに浮かんでくるようです♪
手書きのあたたかさが伝わってきます
土日祝休みなのは残念ですが今は仕方ないですね★
ぼんぼちさん、こんにちは
無駄なぶぶんほど美しいってことありますね笑
ただちょっと差し入れ口が高すぎるかな
響さん、こんにちは
たまにパンダ柄とかデザインされたポスト見かけるけど
形はみんな一緒でなんか味気ないです^^
song4uさん、こんにちは
すごいです「逓信」だけで一気に話が広がりました♪
おもしろかったです
戦前まで熊本が九州の中心だったなんて!
夏目漱石も小泉八雲も、福岡じゃなくて熊本に赴任したのは
当時、熊本が九州の中心だったからなのかな
郵便マークが逓信の「テ」からきてるのは
なんとなく知ってた気がします^^
「雲助」って粋な響きの言葉だなと思ってましたが
調べたら、いいイメージじゃないんですね
肥後もっこすのK君
公務に就いていらっしゃる可能性大です♪
by はなだ雲 (2020-08-09 10:31)